理科力向上サポート 小学校第6学年

単元名
本時の目標
事象
事象の様子
指導案
ワーク
シート
授業の
様子
<水よう液の性質>

アルミニウムを溶かした塩酸を加熱して出てきた物質が、アルミニウムであるかどうかを調べる活動を通して、アルミニウムは塩酸に溶けて別の物質に変わったことについて根拠を示して説明することができる。
【事象A】塩酸を熱したら何も残らない。

【事象B】アルミニウムを溶かした塩酸を熱したら白い粉が出てきた。
<水よう液の性質>

水溶液の中には、気体が溶けた水溶液があることを理解することができる。
【事象A】炭酸水の入ったペットボトルを55℃程度の湯につけると泡が出てくる。

【事象B】水の入ったペットボトル55℃程度の湯につけると泡が出てこない。
<水よう液の性質>

学習したことを使って,無色透明の3種類の水溶液を判別する方法を考えることができる。
【無色透明の3つの液体 (A塩酸,B石灰水C食塩水)を提示し,見ただけでは見分けられないことを確認した。
   
<てこのはたらき>

てこのつり合いの規則性は、支点からの距離と力の大きさの積に関係していることを理解することができる。
【事象A】おもりの重さは違うけど、右腕のおもりの支点からの距離が遠いからつり合う。

【事象B】おもりの重さは違うけど、右腕のおもりの支点からの距離が遠いからつり合う。
<てこのはたらき>

てこで物を持ち上げるときの手応えは,支点から作用点までの距離でも変わることを理解することができる。
【事象A】支点から遠い位置を力点として押したときの手応えを基準とする。

【事象B】支点から力点の距離はAと同じだが,手応えはAより小さい。
   
<てこのはたらき>

てこがつり合う場合を記録し,その結果から,てこがつり合うきまりを見つけることができる。
【事象A】てんびんの両側に,20gのおもりを支点から同じ距離につるし,つり合わせる。

【事象B】てんびんの左側に 20g,右側に 10gのおもりを支点からの距離を変えてつるし,すぐにつり合わせる。
<電気の性質とはたらき>

コンデンサーに溜めた電気で,LEDと豆電球が点灯している時間や流れる電流の量を調べ,電気の使われ方について自分の考えをもち表現することができる。
同じ量の電気を溜めたコンデンサーを使う
【事象A】LEDは豆電球より長い時間点灯した。

【事象B】豆電球はLEDより短い時間点灯した。
   

理科力向上サポート 小学校第5学年

単元名
本時の目標
事象
事象の様子
指導案
ワーク
シート
授業の
様子
<流れる水のはたらき>

川の石は上流から下流に流されるにしたがって,より小さく,丸くなることを言葉で説明することができる。
【事象A】下流の石は小さくて丸い。

【事象B】上流の石は大きくてごつごつしている。
   
<電磁石の性質>

電磁石の強さについて、電流の大きさに着目して実験を行い、電磁石の強さと電流の大きさとを関係付けて考えることができる。
【事象A】Aの電磁石は前時に作った電磁石と同じくらいのクリップが付いた。

【事象B】Bの電磁石はAの電磁石より多くクリップが付いた。
<電磁石の性質>

コイルの巻き数を変えたときに引き付ける釘の数を調べる活動を通して、コイルの巻き数が変わったときの電磁石の力の変わり方を理解することができる。
【事象A】Aの電磁石は100回巻きのコイルと同じくらいのクリップが付いた。

【事象B】Bの電磁石はAの電磁石より多くクリップが付いた。
<電磁石の性質>

電磁石の極の変化と電流の向きを関係付けて考えることができる。
【事象A】棒磁石には極があり、方位磁針でそれが分かる。

【事象B】電磁石にも極があり、方位磁針でそれが分かる。
<ものの溶け方>

砂糖や食塩を溶かす前と溶かした後の全体の重さを比べる活動を通して,溶けている物と水を合わせた重さを関係付けて考察し,表現することができる。
【事象A】水の中に小石を入れても全体の重さは変わらない。

【事象B】水の中に溶け残りがあるくらい砂糖を入れても全体の重さは変わらない。
<ものの溶け方>

水の量,水の温度が変わったときにホウ酸の溶ける量がどのように変化するか,言葉で説明することができる。
【事象A】溶け残りがある食塩水にお湯を入れるとすべて溶けた。

【事象B】溶け残りがあるホウ酸水にお湯を入れるとすべて溶けた。
   
<ものの溶け方>

水に溶ける量を定量的に調べ,複数の実験結果から,自分の考えを記述することができる。
【事象A】水に食塩20gを入れかき混ぜると溶け残りが出る。

【事象B】水に砂糖20g(児童には溶かした物質は知らせない)を入れかき混ぜるとすべて溶ける。
   
<ものの溶け方>

決まった水の量にとける食塩には限りがあることを考え,自分の考えを表現することができる。
【事象A】定量の水に一つまみ(1g)の食塩が溶ける。

【事象B】定量の水に大盛の食塩(30g)が溶ける。
<ふりこの動き>

振り子の長さを変えたときに、振り子が1往復する時間を調べる活動を通して、振り子が1往復する時間を振り子の長さと関係付けて考えることができる。
【事象A】振り子の長さ50cm、振れ幅30°1往復の時間は長い。

【事象B】振り子の長さ25cm、振れ幅15°1往復の時間は短い。
<ふりこの動き>

振り子の長さを変えたときに、振り子が1往復する時間を調べる活動を通して、振り子が1往復する時間を振り子の長さと関係付けて考えることができる。
【事象A】糸の長さ,おもりの重さ,振れ幅が同じの2つの振り子は同じ動きをする。

【事象B】事象Aと同じ振り子を動かし,途中で片方の糸を巻き上げることで2つの振り子は違う動きになる。

理科力向上サポート 小学校第4学年

単元名
本時の目標
事象
事象の様子
指導案
ワーク
シート
授業の
様子
<とじこめた空気や水をおしてみよう>

閉じ込めた空気の圧し返す力によって起こる現象と空気の性質を関係付けて考えることができる。
【事象A】筒の先に栓をせずおし棒をおし込んでいくと最後まで押し込めた。

【事象B】筒の先に栓をしておし棒をおし込んでいくと最後までおし込めなかった。
<ものの温度と体積>

空気を温めたり冷やしたりしたときのせっけん膜の動きから,空気の体積変化を温度と関係付けて考え,自分の考えを説明できる。
【事象A】ペットボトルを押して栓を飛ばしてみせる。

【事象B】ペットボトルを湯につけて栓を飛ばしてみせる。
   
<ものの温度と体積>

水を温めたり冷やしたりしたときの水面の動きから,水の体積変化を温度と関係付けて考え,自分の考えを説明できる。
【事象A】水を入れた瓶の口に薄い紙を乗せても 紙は濡れない。

【事象B】水を入れた瓶の口に薄い紙を乗せて, 瓶ごと湯につけると紙が濡れた。
   
<ものの温度と体積>

金属球を使った実験の結果から,金属の体積の変化と温度とを関係付けて考え,自分の考えを説明することができる。
【事象A】手で金属棒と金属板を動かして接触させて豆電球が点灯する。

【事象B】金属棒を熱すると金属板と接触して豆電球が点灯する。
   
<ものの温度と体積>

アルミ板などを使った実験の結果から,金属の体積の変化を温度と関係付けて考え,金属の温度による体積変化について,考えをもつことができる。
【事象A】アルミ板が2本の釘の間を通り抜けることを確認させる。

【事象B】加熱したアルミ板が2本の釘の間を通らなくなった様子を見せる。
   
<もののあたたまり方>

金属板を熱して金属の温まり方を調べ,その過程や結果を記録することができる。
【事象A】平面の金属板を熱すると熱してしばらくすると平面の金属板のろうそくが倒れた。

【事象B】コの字型の金属板を熱すると平面の金属板より遅れてろうそくが倒れた。

右図◎:熱源、イ:ろうそく
   
<もののあたたまり方>

茶葉の動きから水の温まり方を考え,自分の考えを表現することができる。
【事象A】試験管の上部を熱すると上がピンク色になった。

【事象B】試験管の下部を熱すると上がピンク色になった。
   
<もののあたたまり方>

水は熱せられた部分が移動して全体が温まることと温度変化を関係付けて,自分の言葉で表現することができる。
【事象A】斜めにした金属の棒の中心部分を加熱すると,端の部分の温度は低い。

【事象B】水を入れた試験管を斜めにして,中心付近を加熱すると試験管付近の温度が高い。
<すがたをかえる水>

水が水蒸気になったり,水蒸気が水になったりすることを温度と関係付けて考え,自分の考えを表現することができる。
【事象A】エアポンプでビニル袋に空気を集めとビニル袋が膨らむ。

【事象B】水を沸騰させるとビニル袋が膨らむ。
   
<すがたをかえる水>

沸騰している水から出てくる泡が何かを調べる実験を通して,水が水蒸気になったり,水蒸気が水になったりする変化を温度と関係付けて考え,自分の考えを表現することができる。
【事象A】エアポンプから出る空気の泡を集めて,水槽の水の中に出る。

【事象B】沸騰した水から出る泡を集めて,水槽の水の中に出ない。
<すがたをかえる水>

水を冷やして体積の変化を調べ,その過程や結果を記録することができる。
【事象A】飲料水のペットボトル

【事象B】凍った飲料水ペットボトルはは飲料水のペットボトルより膨らんでいる。
   
<自然の中の水>

実験の結果から空気中の水蒸気は冷やされると水にもどることを説明することができる。
【事象A】グラスに常温の水を注ぐとグラスに変化はない。

【事象B】グラスに冷水を注ぐとグラスの外側に水滴が付いた。
   
<自然の中の水>

実験の結果から空気中の水蒸気は冷やされると水に戻ることを説明することができる。
【事象A】グラスに常温の水を注ぐとグラスに変化はない。

【事象B】グラスに冷水(氷水)を注ぐとグラスの外側に水滴がついた。
   

理科力向上サポート 小学校第3学年

単元名
本時の目標
事象
事象の様子
指導案
ワーク
シート
授業の
様子
<風やゴムのはたらき>

風の強さよる車の動き方違いについて説明することができる
【事象A】送風機の「強」で風を送ったとき、○○君は~まで進んだ。

【事象B】送風機の「弱」で風を送ったとき、○○君は~まで進んだ。
<ものの重さを調べよう>

同じ体積で種類の異なる物の重さを比較し,その違いを考えて自分の考えを表現している。
【事象A】同体積で形が違う油粘土をてんびんにつるすとつり合う。

【事象B】同体積,同形で種類が違う粘土をてんびんにつるすとつり合わない。
   
<豆電球にあかりをつけよう>

電気を通すものと通さないものの違いを考え,結果を基に自分の考えを表現することができる。
【事象A】回路に鉄釘をつなぐとあかりがついた。

【事象B】回路にアルミニウム箔をつなぐとあかりがついた。
   
<豆電球にあかりをつけよう>

回路の途中にいろいろなものをつないで,電気が通るかどうかを比較し,その共通点,差異点について考え,表現することができる。
【事象A】途切れた部分を導線でつなぐ。

【事象B】途切れた部分の間隔がAより広く,Aで使った導線が届かないため,回路が作れない。
   
<じしゃくのふしぎを調べよう>

物には,磁石に引き付けられる物と引き付けられない物とがあり,磁石に引き付けられる物は鉄で あることを理解することができる。
【事象A】鉄リングの魚を釣り上げる。

【事象B】プラスチックリングの魚を釣り上げ られない。
<じしゃくのふしぎを調べよう>

磁石が引き合うときと退け合うときの極の違いを考え,実験結果を基に自分の考えを表現することができる。
【事象A】異極の磁石同士で引きつけ合うようにしたコップ

【事象B】同極の磁石同士で反発するようにしたコップ
   
<じしゃくのふしぎを調べよう>

磁石につけた鉄とつけない鉄を比較し,鉄に磁石をつけると磁石の性質をもつことを表現している。
【事象A】何もしない鉄釘は同じ方向を向かない。

【事象B】磁化させた鉄釘は南北を向く。
   
<じしゃくのふしぎを調べよう>

磁石につけた鉄釘の働きを磁石の働きと比較して,磁石の性質について考え,自分の考えを表現することができる。
【事象A】磁石につけた鉄釘の下に鉄釘をもう1本つなげてつける。

【事象B】事象Aの2本の鉄釘を磁石から離しても,下の鉄釘はついたまま落ちない。