小・中学校の連携を図る特別支援教育の充実に向けて

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○ 第1年次における研究の課題と第2年次の方向性
研究の課題

今年度の研究では、生活学習調査(中1生活・学習アンケート)において、生徒が抱える学校生活での不安を知ることができたが、それに対する具体的な対応や支援の在り方を明確にすることはできなかった。また、発達障害のある生徒を含めた気になる子どもが抱える悩みや不安については十分に整理するまでには至らなかった。

教育配慮調査(教育的配慮に関するアンケート)においては、小・中学校それぞれの具体的な支援内容についての難易度や実施状況を知ることができた。しかし、小・中学校において連続して取り組むことができる支援の必要性や有効性については十分に検証することができなかった。支援の具体的な実施を通して、その必要性や有効性を明らかにしていくことが今後の課題となった。

 
第2年次の方向性
 今年度実施した調査から見えてきた中学校における気になる子どもが必要としている支援場面において、具体的な支援内容の実施を通して、学びやすい学習環境の提案を行う。さらには、気になる子どもに対して、小・中学校で共通して取り組める具体的な支援内容を明らかにし実施していくことで、子どもたちが安心して学校生活を送れるような支援の在り方を探る。
 

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最終更新日: 2010-03-23