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小・中学校の連携を図る特別支援教育の充実に向けて

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○ 教育的配慮に関するアンケートの《読むことに関する支援》
10
スリットをあけた厚紙や定規、指などを使って他の行を見えないようにして読んだり、書いたりさせる
支援の概要
 文章を読む際、読みとばしのある子どもや、どこを読むのか分からない子どもに対する支援。スリットをあけた厚紙や定規、指などは、子どもに合った方法をとる。スリットの台紙も、厚紙、画用紙、半透明のプラスチック版などの材質を工夫したり、見やすい色を選択させたりする。
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
11
文章の大事なところは、写真、絵、図、もしくは実際の動作などを利用して理解させる
支援の概要
 読んだり聞いたりするだけでは、正確にイメージできないことがある。視覚的な情報があることで、より正確に理解することができる。
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
12
要点やキーワード、読み間違う言葉などに印をつけて提示する
支援の概要
 言葉の意味を取り違えたり、大切な部分がつかめずにいる子どもに対して行う支援である。印をつけることによって、大事な部分が強調され、焦点を絞って考えることができ、内容理解を助けることにつながる。
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
13
単語ごと(もしくは文節ごと)に横線を入れたり、分かち書きにしたりする
支援の概要
 ことばのまとまりを自分で判断することが難しい子どもに対する支援である。分かち書きにすることで言葉のまとまりが分かりやすくなり、文章が読みやすくなる。また、そうすることで、内容理解も容易になる。
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
14
漢字にふり仮名を付ける
支援の概要
 漢字を読むことが苦手なために、文章が読めずに学習意欲を失ってしまう子どもに対する支援である。ふり仮名を付けることによって、安心して文章に向き合い、読むことへの意欲の向上につながる。このときに、行が詰まりすぎていると見にくくなるので、行間は広げてふり仮名を付けることが必要である。
 
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
15
音読をしたり作文を読んだりするときには事前に伝え、家で練習できるようにする
支援の概要
 読みが苦手な子どもに対して、事前に伝えることで、家庭で練習することができ、安心して発表の場面を迎えることができる支援である。個別に対応することで、発表する意欲を高めることにつながる。
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
16
教科書の字を拡大する
支援の概要
 字が重なって見えて読み間違えたり、細部が読み取りにくい子どもに対して、読みやすい程度に教科書の字を拡大する支援である。単に拡大すればいいというわけではなく、その子どもが読みやすい大きさということを意識することが必要である。また、行間も少しとることを加えれば、さらに読みやすくなると考える。
 
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 

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最終更新日: 2010-03-23