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小・中学校の連携を図る特別支援教育の充実に向けて

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○ 教育的配慮に関するアンケートの《約束やルールに関する支援》
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約束事が守れたり、望ましい行動がとれたりしたときにはすぐに褒める
支援の概要

子どもの行動で、望ましい姿を目にしたとき、そのままにするのではなく、「がんばっているね。」「よくできているね。」「○○してくれてありがとう。」等と声を掛ける。こうすることで、子どもに、「それをすることはいいことだ。」という意識が生まれ、望ましい行動が継続される。

 
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
37
あたりまえのことであっても適切な行動(いすに座っている、大声を出さないなど)が出来ていたら言葉で褒める
支援の概要
 「できて当たり前」「して当然」と思われる子どもの行為を「よくできたね。」「がんばっているね。」と声に出して褒める。そうすることで、当たり前の行為を子どもは意識することができ、継続的に行う意欲付けになる。
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
39
混乱したときどうすればいいのかを伝える(困ったときは周囲の助けを呼ぶ、かっとしたらその場を離れるなど)
支援の概要

感情のコントロールが難しい子どもには、自分の混乱した気持ちの前兆や、落ち着く方法に気付くような声掛けをする。混乱した気持ちになりそうになったときに、担任等に伝えて欲しいことを子どもと話し合っておく。パニックが起こる前に、その場を離れる等の方法を教えることで回避することができるようになる。イライラしたり混乱したりする感情は誰にでも起こりうるものであり、負の感情行動と思い込むことのないような配慮が必要である。

 
 
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
40
守るべきルールや約束事のいくつかを子どもと相談して決める
支援の概要

当番活動の意味を理解できずに取り組まない子に、本人と話し合って、実態に合わせて役割分担をする。授業中、いつでも思ったことを発言してしまう子に、発表できる時間を守ることができるよう発言の枠を話し合って決める。このように、ルールや約束を子どもといっしょに話し合って決め、その子のめあてとし意識して取り組めるようにし、できたときにはしっかり褒める。

 
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
41
注目を引くために起こしている不適切な行動(大声を出す、席を離れるなど)については反応しない
支援の概要
 授業中、明らかに担任や周囲の子どもの注目を引くためと分かる行為(大声を出す、机やいすを揺らして音を出す、席を離れる、授業と無関係のことをして見せる等)には、「やめなさい。」「そんなことをして、だめね。」など、否定的な言葉で叱りつけることをせず、「みんな、○○していますよ。」「おしまいにしましょう。」等、冷静に声を掛け対応する。
 
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
44
シール、ポイントなどで子どものやる気を引き出す
支援の概要

課題の提出や担任との約束を守るなど目標が達成できたときに、シールをはってあげたり、ポイントをためたりする。必要に応じて、たまったシールやポイントでご褒美が準備されていると意欲が高まる。これらのことを、望ましい行為の継続につなげる。

 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
57
提出期限を守ることができるように手立てをとる(一緒に計画を立てる、途中でチェックする、十分な時間を与えるなど)
支援の概要
 課題を出してから提出までに時間がある場合、計画的に課題を進めることができない子がいる。課題の進め方を事前に話し合ってこまめに進み具合を確認したり、課題をスモールステップにし、その都度締め切りを設定したりして、最終締め切りに間に合うような進め方ができるようにする。また、時間がかかる子どもには、締め切りまでに十分な時間を確保するようにする。
 
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
65
混乱したときに落ち着ける場所を準備する
支援の概要

感情の起伏が激しかったり、状況を判断し、場の空気を読み取って自分の言動をコントロールする力が弱かったりする子どもたちが混乱したときに、落ち着くことのできる場所を他の教室等に準備しておく。

 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 

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最終更新日: 2010-03-23