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小・中学校の連携を図る特別支援教育の充実に向けて

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○ 教育的配慮に関するアンケートの《その他の支援》
29
名前を呼んだり、声掛けをしたりして、注意を引きつける
支援の概要

話をしたり指示を出したりする前に、教室の雰囲気が静かになり全員が注目するのを待ったり、合図を決めておいて、その合図を出したりしてから話し始める。注意を向けにくい子どもには、個別に「○○さん」と声をかけ、注目を促す。

 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
   
32
指示や教示は子どもの近くで行う
支援の概要

実験や作業の手順等、教師が実施して示す場合に、子どもの手元でして見せる。そうすることで、手順や方法を正しく理解し、活動に取り組みやすくなる。また、全体の指示で内容を理解することが難しい子どもには、子どもの側で個別に指示をして理解したかどうかを確認する。

 
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
38
気になる子どもの特性について、他の子どもたちに理解してもらえるように工夫して伝える
支援の概要
 気持ちのコントロールができずイライラしている子どもに声を掛けるときは、少し落ち着いてから声を掛けるようにするなど、気になる子どもが困っていることに対してどのような手助けができるかを他の子どもたちに具体的に示す。
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
42
グループを編成する際には、メンバーに留意する
支援の概要

人とかかわりをもつことを苦手とする子どもへの支援である。その子を気にかけ「どうしたの。」「困ったことはない。」と声をかけたり、「○○をしよう。」などかかわりを求めたりする子どもと同じグループにする。あるいは、その子とうまくいかない子どもと別のグループにする。

 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
45
混乱を引き起こす原因(大きな音や声、ざわざわした雰囲気、注意を引く刺激など)を可能な限り取り除く
支援の概要
 様々な刺激に過敏な子どもに対して、刺激をなるべく少なくするための支援である。聴覚過敏の子どもに対しては、突然の大きな音や騒がしい状況をなるべく少なくするようにする。かなり過敏な子どもについては、不必要な音を遮断できるヘッドホーンを利用することも考えられる。視覚過敏な子どもに対しては、急な視覚変化を起こさないように明るさや光の色にも注意する。具体例ではあるが、体育大会のピストルの音が苦手な子どもの場合、前もってピストルの音を教えておくことも必要である。環境ととらえるとすべての子どもに行える支援でもある。
 
 
 
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
46
子どもの特性を踏まえて役割を分担する
支援の概要
 子どもの得意なことと苦手なことを考慮した係や当番活動の分担をする。学習発表のためのグループでの資料作りなどは、文章を書くことが得意な子、絵を描くことが得意な子、みんなの前で話をすることが得意な子等、それぞれの得意なことを生かした活動になるようにする。このように、その子のできることを生かした活動になるように配慮する。
 
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
47
問題行動への対処の仕方などを事前に決めておき一貫した態度や行動をとる
支援の概要

適切な行動をすると褒める。不適切な行動をすると行動を修正するよう注意する。繰り返し注意しても不適切な行動が続く場合は、活動への参加を一時的に中断するなどの約束事を初めに決めておく。行動を振り返る時間を確保し、どのようにするとよいのか理解させてから活動に復帰させる。このような約束事を、かかわる教師が共通理解しておく。

 
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 

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最終更新日: 2010-03-23