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小・中学校の連携を図る特別支援教育の充実に向けて

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○ 教育的配慮に関するアンケートの《授業づくりに関する支援》
48
作業や課題は一度に達成することが可能な量になるように小さなまとまりに分ける
支援の概要
 長時間集中できない子どもや、達成感をもつことで次のステップに進みやすい子どもへの支援である。具体的には、長時間席に着いておくのが苦手な子ども対しては、1枚のプリントに5〜10問程度の課題を書き、終わったら先生に採点してもらって次に進むというやり方を取り入れると、意図的に席を離れてもいい時間を設定することができ、子どもにとっては座り続ける苦痛を回避することができる。また、小問ずつのスモールステップにすることで、問題量の多さを感じなくてすむ。
 
 
 
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
49
子どもが意欲的に取組める教材(興味を引く教材、見やすい教材、図や絵などを取り入れた教材)を準備する
支援の概要

言葉や文字だけではイメージしにくい子どもに、具体物や図を用いて理解の手助けをする。算数や数学で、数字や式だけではイメージしにくい子どもに対しても、具体物の操作や図を示すことで理解を手助けする。

 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
   
50
活動にめりはりをつけて授業を構成する (例:穏やかなものとアクティブなものを準備する、途中で体を動かす活動や休憩を入れる)
支援の概要

じっと座って話を聞いたり書いたりするだけではなく、実際に体を動かして活動をしたり、子ども同士で話をして意見を交流したりする活動を授業の中に取り入れる。このように、授業に飽きないで集中できるような配慮をする。

 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
55
座席の位置に配慮する
支援の概要

視覚認知や聴覚認知に偏りのある子どもには、授業に集中しやすい座席の場所を考えることが必要である。視覚情報や聴覚情報を処理するのが困難な子は、掲示物や雑音が気になりにくく黒板が見やすい場所で、先生が声を掛けたり、ノートを確認したりしやすい場所、つまり、教壇近くで左右どちらかに少し寄った席が適している。また、動作に時間がかかり、周囲の児童の様子を見てから行動する子どもは2〜3列目がよい。基本的に、本人が集中しやすい場所にすることが望ましい。

 
 
 
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
56
問題や宿題の量を子どもに合わせて調節する
支援の概要
 文字を書くことに苦手さのある子どもに、漢字の宿題ノートのマスを大きくして書く文字数を少なくしたり、計算に苦手さがある子どもに、10問中5問取り組めば合格とするなど、苦手さに配慮した宿題の量にする。
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
58
個別の指導の時間を設ける
支援の概要
 一斉の授業では学習内容の定着が難しい子どもに対して、教師が個別指導の時間を確保し、子どもの学習内容の習得状況に応じた指導を行う。
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
 
59
TT、少人数を活用した授業を計画する
支援の概要
 1クラスに2人以上の教師がついて授業を行う。または、クラスを少人数グループに分け、それぞれに教師がついて授業を進める。複数の教師が授業を行うことで、子どもたちの学習の状況に応じた個別の声掛けがしやすくなったり、1人の教師が見る子どもの数が少なくなったりすることで、子どもの学習状況に目が行き届きやすくなる。
 
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
   
60
ペアやグループ学習などの時間を設ける
支援の概要
 授業の中で、子ども同士で意見交流をさせたり、グループで課題を解決させたりする場面を設ける。
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
   
64
1枚の問題用紙に載せる問題数を少なくする
支援の概要
 一度にたくさんの情報を処理することが難しい子どもや、たくさんの問題数を見ただけで意欲を失ってしまう子どもに対して、1枚の用紙に載せる問題数を減らして負担を軽減する。問題を見やすくするために、文字の大きさや行間も考慮する。
 
 
支援の難易度
 
 
支援の実施状況
 
   

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最終更新日: 2010-03-23