全国LD親の会による、総合版LD等の発達障害のある高校生の実態調査報告書(2008年6月発行)の本人対象の調査項目の中で、学習について、または授業中について尋ねている項目を基に、佐賀県教育センター内の高等学校の所員5名に対して、個々に聞き取り調査を行った。
さらに、佐賀県教育センタープロジェクト研究の研究委員会において、研究委員5名から、高校生の学習面における苦手さについての情報を集めた。
その後、集めた情報を、「書く」「聞く」「話す」「読む」「見る」「注意・集中」「道具の管理」「課題の取組」の項目に整理した。
質問項目の数は、高等学校で質問紙を使った調査を行う上での時間制限を考え、10分程度で回答できるように考えた。
これらの手順を踏まえて、以下のように項目を設定した。
・「書く」に関する項目を7項目 アンケート項目(質問1~7)
・「聞く」に関する項目を7項目 アンケート項目(質問8~14)
・「話す」に関する項目を5項目 アンケート項目(質問15~19)
・「読む」に関する項目を5項目 アンケート項目(質問20~24)
・「見る」に関する項目を3項目 アンケート項目(質問25~27)
・「注意・集中」に関する項目を2項目 アンケート項目(質問28~29)
・「道具の管理」に関する項目を2項目 アンケート項目(質問30~31)
・「課題への取組」に関する項目を5項目 アンケート項目(質問32~36) |