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◇ 学びの要素別の支援例

   「聞くこと」が苦手な子どもへの支援
 
  耳からの情報だけでなく、具体物を提示したり文字やイラスト等を利用したりして、目から入る情報を付け加える


支援のポイント
  • 作業内容を話して伝えるだけでなく、見て理解できるようにするために、黒板の隅に簡潔な言葉で提示する。
    具体物等で、言葉での説明を補足する。
支援を必要としている子ども
  • 話による指示に対して、聞き漏らしがあったり、聞き誤りがあったりする子ども
    聞いたことをすぐに忘れてしまう子ども
 
できるだけ簡潔に話をする


  吹き出しにカーソルを合わせると、

あまりよくない例が表示されます。

支援のポイント
  • 指示をする場合は、できるだけ簡潔な言葉でゆっくりと話す。
    一度に伝える内容を厳選して話す。

支援を必要としている子ども
  • 言葉による指示を理解するのが苦手な子ども
 
  聞いた内容の大事なことをメモするように促し、一緒に確認をする


支援のポイント
学習用具の準備等を忘れないようにメモすることを伝える。
メモしたことは教師と確認し、書き忘れている場合には、書き加えることも援助となり、忘れないための手立てとなる。
支援を必要としている子ども
  • 聞いたことをすぐに忘れてしまう子ども
    話による指示に対して、聞き漏らしがあったり、聞き誤りがあったりする子ども
 
  肩に触れたり、側で合図を示したりして、注意を引き付ける工夫をする
支援のポイント
全体に話をする際に、話す直前に肩に触れることで注意を話し手に向けやすくなる。
全体に話をする時の合図(黒板や机をたたく、手をたたく等)を決めておくことで、その合図を手掛かりに話を聞くための準備をすることができる。
支援を必要としている子ども
個別に話をされると聞き取れるが、集団の中で話を聞くとうまく聞き取れなくなる子ども
 
  あらかじめ指示内容を書いておいたメモを渡す
支援のポイント
活動をする際の説明(作業に進め方、注意等)を、メモやプリントにして事前に渡すようにする。
支援を必要としている子ども
指示を理解するのが苦手な子ども
聞き漏らしや聞き誤りがある子ども


 
  「聞きます」マークを出したら、作業を止めて聞くという約束をする。


支援のポイント
  • 「聞きます」マークをカードやペープサートのように、教師が提示できる形に作成し、話を始める前に提示して、注意を向けて聞くことができるようにする。
支援を必要としている子ども
  • 自分のすることを優先して、話を聞けない子ども
 
  教室内の掲示物等の整理をする


支援のポイント
視覚的な情報で気を散らすことが減り、話を聞くことに集中できるように、教室前方の掲示物を必要最小限にしたり、教師用の机の上に物を置かないようにしたりする。
支援を必要としている子ども
視覚的な情報に気を取られてしまい、話を集中して聞くことが苦手な子ども
 
  座席を前の方にして、話しを聞いたり質問したりしやすくする


支援のポイント
聞き漏らしや聞き誤りがあった場合に、教師に近い位置にいて、質問しやすい状況をつくる。
支援を必要としている子ども
    • 聞いたことを覚えておくことが苦手な子ども
 
   「話すこと」が苦手な子どもへの支援
 
  話しやすい話題を取り上げ、話す機会を増やす


支援のポイント
話す機会を増やすことで少しずつ抵抗感を減らしていく。
学校生活のいろいろな場面で声掛けをしながら、会話する時間を確保していく。その際、子どもが答えやすい話題で声掛けをする。
支援を必要としている子ども
話すことの失敗経験が多く、話すことに抵抗感を感じている子ども
 
  手掛かりとなる話題や「いつ」、「どこで」、「だれと」、「何を」、「どうした」、「その訳は」等を示す


支援のポイント
話したい内容が頭の中でまとまらないときは、聞き手が質問をしたり、話の内容をまとめて子どもに返したりすることで、思いを伝えられるようにする。
支援を必要としている子ども
  • 筋道を立てて話せず、思いつくままに話をする子ども
    順序よく話すことができない子ども
 
  子どもの話の内容を考え、不十分な内容を補いながら、話したいことをまとめる


支援のポイント
話したいことを表現する言葉が見付からず、言葉に詰まってしまうときに、話したい内容を伝えることができるように聞き手が言葉を補う。
支援を必要としている子ども
  • 身に付けている言葉の数が少ない子ども

  •   ※  マウスを左の絵の吹き出しに合わせると、
          先生の支援を見ることができます。

 
  話し方のモデル(話型)を伝える


支援のポイント
意見を言うときの言い方(発表の仕方)、尋ねるときの言い方(質問の仕方)など、話型を具体的に示すことで、自分の考えをそれに当てはめて言うことができるようにする。
支援を必要としている子ども
  • 話したいことはあるが、どう表現してよい分からない子ども
    場に応じた適切な言葉が使えない子ども
 
  発表の時に、事前に話すことを書いてから発表するようにする


支援のポイント
発表場面で考えを伝えることができるよう、事前に話す内容を紙に書いたり、教師と発表内容を確認したりする時間を確保する。
支援を必要としている子ども
  • 順序よく話すことができない子ども
    話すことに自信のない子ども
   
 
   「読むこと」が苦手な子どもへの支援
 
  指で押さえたり、1行だけ見えるシートを利用したりして、読む部分を目立たせる


支援のポイント
読むところを指で押さえたり、スリットを設けたシートや定規を当てたりすることで、注目する部分をはっきりさせ、読むところを目で追うことができるようにする。
支援を必要としている子ども
  • 文中の語句を抜かしたり、行を飛ばしたりして読む子ども
 
  文節ごとにアンダーラインやスラッシュなどで区切る


支援のポイント
文節ごとに区切ることで、言葉のまとまりや文の切れ目が分かり、内容を把握しやすくする。
支援を必要としている子ども
言葉のまとまりが分からない子ども
助詞に気を付けて読めない子ども

 
  読めない漢字にはふりがなを付ける


支援のポイント
文章中の読めない漢字にふりがなを付けることで、文章を自分で読むことができるようになる。
読めることで内容の理解につながる。

支援を必要としている子ども
年齢相応の漢字を読むことがうまくできない子ども
 
  縦書き、横書き両方の教材を準備して、読みやすい方を選択できるようにする


支援のポイント
目の動きの上下の運動、左右の運動で得意不得意の差が大きく、縦書きの文と横書きの文では読み取り具合が異なるため、得意な方を選択できるように準備する。
支援を必要としている子ども
縦書き、横書きで読みやすさが変わる子ども
 
  本人にとって読みやすい文字の大きさや書体にする


支援のポイント
文字の形を見分けることができるように、文章の文字を本人にとって見やすい大きさにしたり見やすい書体にしたりする。
支援を必要としている子ども
文中の語句を抜かしたり、行を飛ばしたりする子ども
 
  カルタ等を使って、具体物とひらがなを組み合わせて指導する


支援のポイント
文章を読む際に文字をスムーズに思い出したり、文字の表している意味が想起できたりするように、文字と絵が一緒に提示されるカルタや具体物と文字で言葉の意味を理解できるようにする。
支援を必要としている子ども
文字をスムーズに思い出せず、音読がたどたどしい子ども
 
   「書くこと」が苦手な子どもへの支援
 
  マス目を大きくしたり、書く分量を調節したりする


支援のポイント
本人が書きやすいノートのマス目にすることで文字がマスに収まるようにすることや、書く分量が本人の負担にならないように配慮することで書くことへの抵抗感を減らす。
支援を必要としている子ども
  • 板書などを書き写すときに時間がかかる子ども
    手先の動きがぎこちなく、不器用な子ども
 
  マス目に補助線を入れたり、書く枠に罫線を入れたりする

支援のポイント
マス目に補助線を入れることで、位置関係をつかむことができ、文字の形を整えることができるようにする。
フリースペースに罫線を入れることで、書きやすくなる。
支援を必要としている子ども
マス目や行からはみ出して書いたり、バランスが悪く読みにくい字を書いたりする子ども
 
  写すところを目立つようにする


支援のポイント
見やすい色のチョーク等で板書を写すところを目立たせて、分かりやすくする。
支援を必要としている子ども
板書などを書き写すときに時間がかかる子ども
決められた時間内に書き写せない子ども

 
  文字を薄く書いたものをなぞる練習をする


支援のポイント
正しい文字をなぞることで、文字の形を細部まで正確に書くことができるようにする。
支援を必要としている子ども
  • 似ているけれども、間違った字を書く子ども
 
  筆順の定着が図れそうであれば、分かりやすく視覚的な支援をする


支援のポイント
漢字を画数別に色分けをして提示したり、漢字の筆順を学習できるコンピュータのソフトを使って、正しい筆順を知ることができるようにする。
支援を必要としている子ども
筆順が定着しない子ども
 
  縦書き、横書き両方の教材を準備して、書きやすい方を選択できるようにする


支援のポイント
目や手の上下の運動、左右の運動で得意不得意の差が大きく、縦書きの記入欄と横書きの記入欄では書き具合が異なるため、得意な方を選択できるように準備する。
支援を必要としている子ども
縦書き、横書きで書きやすさが変わる子ども
   
 
   「計算すること」・「推論すること」が苦手な子どもへの支援
 
  視覚的な支援を補って、計算の考え方を分かりやすくする


支援のポイント
具体物やおはじきなどの半具体物、映像などを使い、計算の考え方を視覚的にとらえやすくする。
支援を必要としている子ども
簡単な計算や暗算が難しく、時間がかかる子ども
 
  具体物、半具体物を利用したり、実際の体験を取り入れたりして、子どもがイメージしやすいように手助けをする


支援のポイント
具体物や半具体物を操作したり、実際に体験したりすることで、問題文で問われていることをイメージしたり、量感をつかんだりすることができるようにする。
支援を必要としている子ども
  • 文章題の意味を理解できない子ども
    数量や単位の理解が難しく、数量関係が分からない子ども
 
  位取りを色別に明示するなど、分かりやすくしたマス目に書かせる


支援のポイント
計算用のマス目を準備することで、どこに数字を書き込めばよいか分かるように、また、暗算して出した数を覚えていられないときに書き留めておくことができるようにする。
支援を必要としている子ども
筆算をすると、位取りがずれる子ども
 
  1枚のプリントの問題数を少なくする


支援のポイント
1枚の問題数を少なくすることで、課題の量に見通しがもて、取り組む意欲が持続できるようにする。
支援を必要としている子ども
簡単な計算や暗算が難しく、時間がかかる子ども
途中で課題をあきらめてしまう子ども

 
  用具の使い方や手順を、その子どもが分かりやすい方法で提示する


支援のポイント
  • 文字やイラスト、写真など、子どもが理解しやすい形で、手順等を伝える。
支援を必要としている子ども
  • 長い文章での提示や音声による説明などでは、情報をうまく取り入れることができず、混乱している子ども
    作業の手順等を理解するのに時間がかかっている子ども
 
   「粗大運動」が苦手な子どもへの支援
 
  ビデオや鏡などを見て、自分の動きを確認できるようにする


支援のポイント
体育の時間等に、ビデオや鏡に映った自分の姿を見て、教師と一緒に体の動かし方を確かめたり修正したりできるようにする。
支援を必要としている子ども
体の動きがぎこちない子ども
 
  お手玉やけんだま等昔の遊びをしながら、目と手の協応をはかる


支援のポイント
視覚的な困難さがあって、目と手の協応がうまくいかないため、例えば、教室に昔の遊びコーナーを設けて、教師が子どもと一緒に遊びながら繰り返すことで、動きをつかむ。
支援を必要としている子ども
右手と左手等の動きがぎこちない子ども

 
  バランスボールやバランスボードを用いて、平衡感覚を養う


支援のポイント
体重の移動を意識して、うまくバランスが取れるように練習する。
運動場の固定遊具で遊ぶことも効果的である。
支援を必要としている子ども
転びやすい子ども
体の動きがぎこちない子ども

 
  同じリズムで、手をたたいたりひざの屈伸運動をしたりする練習を取り入れる


支援のポイント
同じ動作を繰り返し行うリズム遊び等を、音楽の時間等に取り入れて練習する。
支援を必要としている子ども
タイミングよくボールを操作すること(ドリブル)がうまくできない子ども
縄跳びがうまくできない子ども

 
  S字じゃんけんやドッジボール等、人の動きをよく見て体を動かす遊びを取り入れる


支援のポイント
例えば、「みんなで遊ぼう」の時間等に、外遊びを設定し、人の動きをよく見て動く機会をつくる。
支援を必要としている子ども
合図に合わせた動きができにくい子ども
体の動きがぎこちない子ども

 
   「微細運動」が苦手な子どもへの支援
 
  はさみを使って飾りを作ったり、折り紙遊びをしたりする


支援のポイント
視覚的な困難さがあり、目と手の協応がうまくいっていないため、図画工作の時間にはさみを使った活動を取り入れて、使い方を教える。
折り紙遊び等ができるコーナーを教室に設け、教師と一緒に遊ぶ機会をつくる。
支援を必要としている子ども
手先の動きがぎこちない(不器用な)子ども
 

鉛筆の補助具を用いて書き、うまく書くことができる喜びを味わわせる



支援のポイント
鉛筆の持ち方や力の入れ方が分かり、補助具を用いて書いた字を褒めることで、書きやすい字について、子どもが体感できるようにする。
支援を必要としている子ども
鉛筆をうまく握れないため、整った字を書けない子ども
 
   「注意・集中すること」や「落ち着いて活動すること」が苦手な子どもへの支援
 
  指示をする場合は、行動しやすい具体的な言葉を心掛け、絵カードや写真を併用する

支援のポイント
具体的な言葉で示したり、視覚的な支援を補ったりして、注意を引き付ける。
支援を必要としている子ども
教師の指示に対して、周りの子どもと違った動きをしたり、周囲を探るような様子を見せたりする子ども
 
  授業の流れを目に付くところに掲示する


支援のポイント
1時間の授業の流れを示して、授業の進行の見通しがもてるようにする。
活動の変わり目を意識できるようにする。
支援を必要としている子ども
学習活動に最後まで取り組めない子ども
次の活動にスムーズに移ることが難しい子ども
注意力が散漫で、授業の流れに乗れない子ども


 
  活動の手順を図示するなど、全体の見通しがもてるようにする


支援のポイント
学習活動の全体の流れを示すことで、自分がどの活動に取り組んでいるかを分かりやすくし、見通しがもてるようにする。
支援を必要としている子ども
課題に集中し続けることが難しい子ども
課題を順序立てて行うことが難しい子ども

 
  やり遂げられるだけの量や内容を考慮した課題にする


支援のポイント
自己肯定感を高め、意欲の向上を図るために、「できた」という実感を味わえるようにする。
支援を必要としている子ども
宿題をやってこない子ども
宿題が途中までしかできない子ども
課題を最後までやり通すことができない子ども


 
  座席は、刺激を受けやすい場所を避ける


支援のポイント
できるだけ刺激が少ない場所を活動場所として選ぶ。
支援を必要としている子ども
授業中などに突然、不用意に離席する子ども
静かにじっとしていなければならないときに、過度にしゃべったり、 動いたり、走り回ったりする子ども

 
  達成感を積み重ねることができるように、課題や活動をいくつかの部分に分ける


支援のポイント
場面ごとに評価ができるようにして、達成感を味わえるようにすることで、次の課題や活動に取り組む意欲を喚起する。
支援を必要としている子ども
課題を最後までやり通すことができない子ども
 
  ポイントとなる部分を目立たせる


支援のポイント
大切な情報を見付け出すことが難しいため、色チョークを使ったり、枠で囲んだりして注目を促す。
支援を必要としている子ども
注意力が散漫で、板書のどの部分に注目してよいか迷ってしまう子ども
 
  教科書の何ページを開いているのかを黒板に書く


支援のポイント
授業が進んでいく際に、黒板の決まった場所に、教科書の何ページをやっているのか書く。
支援を必要としている子ども
注意力が散漫で授業の流れに乗れず、教科書を開けていない子ども
 
  教室でのルールを分かりやすく掲示する


支援のポイント
教室でのルールをすぐに忘れてしまう子どもにとっては、見えるところにルールを掲示しておくことで意識することができる。
支援を必要としている子ども
順番が待てない子ども
他の人がしていることをさえぎったり、邪魔したりする子ども
授業中などに突然、不用意に離席する子ども


 
   社会性、主に「友達とかかわること」が苦手な子どもへの支援
 
  子どもの気持ちを尊重できるように教師がかかわる


支援のポイント
一人でいたいと思っている様子がうかがえる場合には、教師は無理強いをせずに、その気持ちを尊重して、見守る。(目標が集団活動そのものにある場合も、気持ちを確認した上で行う)
支援を必要としている子ども
周囲とのかかわりを拒否している子ども
一人で図書館で過ごすことが多い子ども

 
  事前に予告をすることで受け入れやすい状況を作る


支援のポイント
ゲーム等で、たとえ負けても、後に影響がないということや、事前の予告を聞くことによって、心構えができて受け入れることができるようになる。例えば、運動会のリレーで「一番になれないこともあります」などの予告をする。
支援を必要としている子ども
負けを受け入れられない子ども
物の位置や順序などこだわりが強い子ども

 
  カードを用いて状況に応じた振る舞いを考える


支援のポイント
周囲の状況に応じて振る舞いをスムーズに変えていくことが苦手なため、絵カードを用いて、状況と振る舞いを知るための例を増やしていく。
支援を必要としている子ども
状況に応じた会話や行動が難しい子ども
 
  トラブルの後、その状況を絵に描いて振り返りを行いながら、よりよい行動について話し合う


支援のポイント
教師と状況について振り返りを行う際に、教師が質問しながら絵に表し、状況をまとめていく。
自分のしたことや相手のしたことを客観的に見ることによって、自分を知ることにつながる。これからどうすればよいかを一緒に考えることによって、次からのよい行動を知ることができる。
支援を必要としている子ども
相手の意図を理解できない子ども
友達とのトラブルが多い子ども

 
  グループ活動の際、仲のよい友達と同じグループになれるようにする
支援のポイント
友達とかかわることが苦手で、活動に取り組めないことがある場合、少しでも安心できるように普段一緒に過ごすことができている子どもを同じグループになるようにする。
支援を必要としている子ども
自分から周りに話し掛けることが苦手な子ども
 
  イライラしたときに落ち着けるような場所を設定する


支援のポイント
感情が高ぶったときに、落ち着くまで静かな場所で過ごすことができるようにする。(空き教室の一角に設けるなど)
支援を必要としている子ども
感情のコントロールが苦手な子ども
けんかが多い子ども
友達とのトラブルが多い子ども
 

 


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最終更新日: 2010-03-23