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中学校2年生 「一次関数と図形の融合問題」 |
1 ねらい | |
(1) |
2直線の交点の座標を連立方程式を使って求めることができる。 |
(2) |
2直線と![]() |
(3) |
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2 算数・数学の活用について |
(1) |
活用する主な既習事項 |
○空間図形(1年) ○連立方程式(2年) ○一次関数(2年) |
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(2) |
活用する力をはぐくむ授業の視点 |
ア 一次関数の発展問題を課題として取り上げ、関数の基礎的・基本的事項の理解及び図形の 融合問題を解決する能力を養う。1年で学習した空間図形の学習内容を取り入れ、空間図形と 一次関数という異なる領域の問題が組み合わさった問題に初めて取り組むことになるため、丁 寧に指導し、今後の問題演習に取り組む意欲につなげる。 |
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イ 初めての複数領域からの発展問題であるので、最初にすべての問題を提示するのでなく、生 徒の状況に応じて問題を段階的に提示していく。また、分かった事柄を図の中に入れて考えるこ とのよさに気付かせる。 |
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ウ 学習した考えを使って、新しい課題に直面したとき、類似の既習事項を思い出せるように支援 していき、応用問題などの論理的に考える力が必要な問題にも一人で取り組めるようにしてい く。 |
3 本時の展開 |
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*指導案はこちらからダウンロードできます。![]() |
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*問題文のワークシートはこちらからダウンロードできます。![]() |
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*実践事例はこちらからダウンロードできます。![]() |
4 授業を終えて |
今回の授業は、複数の学習内容を組み合わせたものにした。問題(3)の交点の座標を求める問題までの正答数は予想より多かったが、特に問題(5)の体積の部分になると正答が明らかに減少した。生徒の事後アンケートでは、「いつもより難しい問題で焦った。」「少し難しかったが、最後は解けて嬉しかった。」という感想が多かった。また、授業を進めていく中で、グループによる学び合い学習を取り入れてみた。最終的には一人で問題を解けることが目標であるが、色々な解き方を出し合い、納得し合うことで学習意欲・理解も向上したと思う。今回は、空間図形、連立方程式、一次関数を組み合わせたものであったが、さらに平行線と線分の比を組み合わせた内容にすることもでき、3年での発展問題として位置付けることもできる。 |
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