ミネルバ第263号

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メールマガジン「ミネルバ」

第263号(令和7年11月)2025.11.25

SAGA Prefectural Education Center

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こんにちは、ミネルバ11月号です。肌に触れる風もだんだんと冷たくなり、晩秋の気配が感じられるようになりました。先生方、いかがお過ごしでしょうか?

秋の自然は、色とりどりの落ち葉や様々な形のドングリなど、子供たちにとって宝の山。先生方も教育センターのWebページで宝探しをしませんか?それではミネルバ、スタートです!

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【目 次】

1.浅田和伸氏(長崎県立大学 学長)を講師に迎え、教育講演会を開催します!

2.「さがんば」(佐賀県学習問題)について

3.所員による授業公開が終了しました!

4.授業に役立つコンテンツ好評配信中!

5.図書資料室の本の閲覧について

6.SNSアプリ「LINE」を使用した情報発信について
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1.浅田和伸氏(長崎県立大学 学長)を講師に迎え、教育講演会を開催します!

 今年度の教育講演会は、浅田和伸氏(長崎県立大学 学長)を講師に迎え、下記の日程で開催予定です。現在、多くの方にお申し込みいただいております。残席が限られていますので、御希望の方はお早めにお申し込みください。

講演テーマ:「未来へつなぐ教育 ~学校をおもしろく~」

期   日:令和7年12月18日(木)

日   程:14:00~      受付

      14:30~16:15 講演

      16:15~16:30 質疑応答

 令和5年度の教育講演会で県内の教職員に向けて、温かい励ましを届けてくださった浅田和伸氏を、再び講師にお迎えします。未来へつなぐ教育のために、今、私たちに何ができるのか考えてみませんか?

 社会が急速に変化し、予測が困難な時代にある現在の状況を踏まえ、これからの学校教育に求められるものについて御講演いただきます。

→「教育講演会」の案内はこちら

2.「さがんば」(佐賀県学習問題)について

 「さがんば」は、これまでの佐賀県小・中学校学習状況調査を基に作成されたCBT問題です。

 児童生徒が、学習eポータルにサインインして、MEXCBT(メクビット)を使い、オンライン上で学習することができます。

 今回新しく、問題一覧から、問題プレビューを見ることができるようになりました。

 児童生徒一人一人の習熟の程度に応じた学習、補充的な学習や発展的な学習など、様々な学習場面で御活用ください。

   →「さがんば」(佐賀県学習問題)について

3. 所員による授業公開が終了しました! 

 小学校算数科、小学校外国語科の授業及び授業研究会の内容について、紹介します!

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【小学校算数科】プロジェクト研究(小学校算数科教育研究委員会)

 授業者:瀬 圭吾(小学校算数科担当) 

 会 場:唐津市立相知小学校

 第4学年「計算のきまり」

 小学校算数科では、第4学年の単元「計算のきまり」の授業を公開し、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善の手立てを提案しました。授業のねらいは、「式が表している意味について、図を用いて説明することができること」です。

 授業において廣瀬所員は、児童が算数の問題を見いだすことができるように、問題の場面を児童が経験したことのある遊びに設定したり、問題提示の仕方を工夫したりしていました。また、児童の学習状況を適切に見取り、細やかな声掛けや問い返しを行っていました。このような様々な手立てのもと、児童が数学的活動を通して、式が表している意味について、図を用いて説明する姿が見られました。

 授業研究会では、問題提示の仕方や「数学的な見方・考え方」を明確にするための問い返しなどの教師の手立てについて、活発な意見交流が行われました。参加者からは、「算数の問題を見いだすことができる身近な問題を提示し、児童が、『算数を学ぶことが楽しい』と思える手立てを取ることが大切だと学ぶことができた」「問い返しや板書の工夫、まとめと振り返りの方法など、明日からの授業づくりの参考にしたい」などの声が寄せられました。

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【小学校外国語科】個別実践研究(小・中学校各教科)

 授業者:内堀 瑛太(小学校外国語科担当) 

 会 場:吉野ヶ里町立東脊振小学校

 第5学年「自分のことをもっと知ってもらおう」

 小学校外国語科では、第5学年の単元「自分のことをもっと知ってもらおう」の授業を公開し、「指導と評価の一体化」を図る授業改善の手立てを提案しました。授業のねらいは「自分ができることやできないことについて、友達と伝え合うことができるようにする」ことです。

 授業において内堀所員は、児童が自分のできることやできないことについて、友達と伝え合うことができるように、最初に身近な教職員の動画を提示し、児童が疑似的にコミュニケーションを行う活動を設けていました。また、言語活動中に児童の学習状況を見取り、個別に支援したり授業のねらいに沿った中間指導を行ったりしていました。このような手立てを通して、児童が自分のできることやできないことについて、友達と伝え合うことができていました。

 授業研究会では、「言語活動や中間指導における教師の見取りと指導は適切であったか」や  「次時以降どのように指導改善を行うか」について、活発な意見交流が行われました。参加者からは、「この時間にはこれができるようになればよいという規準を明確にもつことの大切さを学ぶことができた」「次時以降は、友達に『自分らしさ』がもっと伝わるような内容を話すことができるように、指導すればよいのではないか」などの声が寄せられました。

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 今年度の授業公開は、盛会のうちに終了しました。参加者より、授業づくりについて学ぶことができたと多くの声をいただきました。

4.授業に役立つコンテンツ好評配信中!

  授業に役立つコンテンツを各教科・領域等で配信しています!

☆★☆NEW‼☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

(1) 令和7年度 プロジェクト研究

「『主体的・対話的で深い学び』の実現に向けた授業改善の推進を図るためのコンテンツ」

【小学校】算数科

 「算数科における『深い学び』とは?」「児童が『数学的な見方・考え方』を働かせるためにはどうすればいいの?」このような先生方の悩みを解決するコンテンツとなっています。日々の授業づくりにぜひ御活用ください。

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 現在、各学校や先生方の教育実践に役立つよう、新たにコンテンツを作成中です。コンテンツは随時、SEI-Netにて発信したり、教育センターWeb サイトで紹介したりしていきます。乞う、御期待!!

    →「授業に役立つ実践研究」についてはこちら


5.図書資料室の本の閲覧について

 現在、図書資料室では最新の教育関係の図書をはじめ、全国から集まった研究紀要や教育関係の月刊誌等を取りそろえています。図書の貸出しを行っておりませんが、本の閲覧につきましては、御利用いただけます。

 図書資料室を利用する際は、事前に教育センター研究調査担当(℡0952-62-5214)に電話予約の上、図書資料室内で御覧ください。

 →「図書資料室の利用について」はこちら


6.SNSアプリ「LINE」を使用した情報発信について

 SNSアプリ「LINE」を活用して、教育センターの取組や研究に関する情報などを発信しています!「佐賀県教育センターLINE公式アカウント」を登録していただくと、教育センターの情報をタイムリーにお届けいたします。

 また、多くの方に好評なのが、チャット機能を活用した教育センターWebサイトの検索です。調べたいことをメッセージで送っていただくと、対応したWebページのリンクをお送りします。ぜひ、御活用下さい!

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