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平成24年度　佐賀県教育センター　プロジェクト研究報告

【１年次／２】

　高等学校における特別支援教育を推進するために、佐賀県内の高等学校生徒の学習面における苦手さを明らかにし、その苦手さに応じた支援の在り方についての研究に取り組みました。
　本年度は、県内の高等学校２年生（６校1076名）を対象とした学習アンケート、及び、その生徒の授業に関わる教育職員を対象とした特別支援教育に関するアンケート、県内の全高等学校の特別支援教育コーディネーターを対象とした高等学校における特別支援教育の現状についてのアンケートを実施しました。
　アンケートの結果から高等学校生徒が抱える学習面における苦手さと、高等学校における特別支援教育の推進状況や教育職員の意識について明らかにすることができました。それを基に、高等学校において実施することが可能だと思われる生徒の学習の苦手さに応じた支援について提案しています。　
　平成25年度は、その苦手さに応じた高等学校での学習面の特別支援教育の手引きを作成し、支援の実践を踏まえ、その有効性を探り、高等学校における特別支援教育の推進を図っていきたいと考えています。

研究スタッフ

平成24年度プロジェクト研究
　
前田　洋子　　服部　薫　　山口　友紀子小松原　修　　(佐賀県教育センター所員)
宮原　恵美竹下　紀子　大家　さとみ野副　修平古川　稔之　　(研究員)