平成24・25年度 佐賀県教育センタープロジェクト研究 

 
   
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研究の実際
     (3)   意識調査  
ア   高校生の学習に関する意識調査
         実施目的と方法
     調査目的
    高等学校における特別支援教育の推進を図るために、生徒が抱える学習に対する苦手さやつまずきを把握し、具体的な支援の在り方を明らかにします。
  調査方法
    佐賀県内の高校2年生の学習に関する質問紙調査
  調査対象
 

佐賀県内公立高等学校6校(普通校、専門校)を地域、学校規模等の条件で選択し、その第2学年の生徒全員(1,076名)を対象に実施しました。

( 調査人数:県内の公立高等学校の2学年生徒総計の約15%)

 
  調査実施時期
        平成24年7月中旬
   
⑤    質問紙の作成
     全国LD親の会による、総合版LD等の発達障害のある高校生の実態調査報告書(2008年6月発行)の本人対象の調査項目の中で、学習について、または授業中について尋ねている項目を基に、佐賀県教育センター内の高等学校の所員5名に対して、個々に聞き取り調査を行いました。

さらに、佐賀県教育センタープロジェクト研究の研究委員会において、研究委員5名から、高校生の学習面における苦手さについての情報を集めました。

その後、集めた情報を、「書く」「聞く」「話す」「読む」「見る」「注意・集中」「道具の管理」「課題の取組」の項目に整理しました。

質問項目の数は、高等学校で質問紙を使った調査を行う上での時間制限を考え、10分程度で回答できるように考えました。

これらの手順を踏まえて、以下のように項目を設定しました。

・「書く」に関する項目を7項目 アンケート項目(質問1~7)

・「聞く」に関する項目を7項目 アンケート項目(質問8~14)

・「話す」に関する項目を5項目 アンケート項目(質問15~19)

・「読む」に関する項目を5項目 アンケート項目(質問20~24)

・「見る」に関する項目を3項目 アンケート項目(質問25~27)

・「注意・集中」に関する項目を2項目 アンケート項目(質問28~29)

道具の管理」に関する項目を2項目 アンケート項目(質問30~31)

・「課題への取組」に関する項目を5項目 アンケート項目(質問32~36)

   
   
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