児童生徒が安心できる人間関係づくり   〜がばいシートを使って〜

ホーム がばいシート 研究概要 実践事例 支援案 研究のまとめ 研究事業トップ

   ○「がばいシート」の紹介

   集団の状態を把握するためのシート「がばいシート」について  

   本シートは、「安心できる人間関係づくりに関する意識調査」の結果を基に、「集団の状態を把握するシート」として
   作成したものです。意識調査の回答数が多かった項目や、記述で挙げられていた内容を参考に、
以下の5つの観点について
   把握する質問項目を、それぞれ5項目ずつ、計25項目考えました。

 
  1 集団の雰囲気
  2 友達との関係
  3 自己存在感 
  4 授業への意欲
  5 教師との関係

      シートは発達段階に応じて「小学校1〜3年生用シート」
   「小学校4〜6年生用シート」「中学校・高等学校用シート」

      を作成しました。
         また、中学校・高等学校については
「部活動用シート」も作成し、
      所属する2つの集団(学級及び部活動)において、どのような
      様子かを併せて把握できるようにしました。

       回答の所要時間は、各シートそれぞれ10分程度です。(小学校低学年の場合は学級の実態によって、もう少し時間が
   かかる場合があります。)中・高校生は、「部活動用シート」を併せて行っても、15分程度で実施できます。
  
 集計シートにアンケート結果の数値を入力するだけで、自動的に集団(学級や部活動)の様子」及び「個人の様子」
   表すグラフなど、様々な情報を提示します。

    実施については、正式な申し込みはいりません。もちろん無料です。
 
  「がばいシート」の実施について
       ●実施時期について  

      年度当初からの学級づくりを意識する場合は、学級が落ち着いた5〜6月ごろに、1回目を実施してみることを
     お勧めします。その結果を分析して支援案を考え実践します。実践後、変容を見るために10〜11月ごろに実施します。
     その他、随時、気になったときに実施することも可能です。 例えば、
       ・学級(部)の雰囲気や人間関係を把握したいとき 
      ・学級(部)内にトラブルの兆しが見られたとき 
       ・学級(部)で気になる様子の子どもがいるとき
       ・学級(部)の特徴を把握したいとき
     などが考えられます。

       ●結果の分析と支援案作成について

      「がばいシート」を実施したら、その結果を分析し、必要な支援案を考え、取り組むことが重要です。  

  結果を分析し、支援案を作成するに当たっては、 学級担任又は部活動顧問が一人で検討するだけでなく、
   子どもを取り巻く関係者で次のような機会を設け、検討するとより効果的です。

  ・学年会の中で 
    ・教育相談研修の中で 
     ・スクールカウンセラーとの連携を図る中で
    ・学級担任(または部活動顧問)以外の教師との連携を図る中で   
  など


  







ダウンロードはこちらから↓

 ※ このシートは、“Excel 2003”に対応しています。“Excel 2007”を御利用の場合、集計結果が、うまく表示されないことがあります。

   現在、改良中です。


Copyright(C) 2009 SAGA Prefectural Education Center. All Rights Reserved.
最終更新日: 2009-03-30