(1) |
担任教師との関係づくり |
|
@ |
学級全体で「みんなで遊ぶ日」を設定し、担任と楽しくかかわる。(昼休み週1、2回実施) |
|
|
(ア) 係活動の中にレクリエーション係を作る。(実態に合わせて担任が遊びの種類やルールについての助言を行う。) |
|
|
(イ) 「みんなで遊ぶ日」の出来事を日記に書いたものを、学級通信などで学級全体や保護者に情報を発信する。 |
|
|
(ウ) 「ジャンケンいろいろ」「先生とビンゴ」「先生○×クイズ」「テレパシー」「腕相撲」などのショートエクササイズを行い、担任とかかわりを深める。(朝の会・帰りの会) |
|
A |
授業中には、児童が自分の答えや行動が正しいかどうかがすぐに分かるように、教師が早めに評価するよう心掛ける。 |
|
B |
児童(主に男子)が興味があることをリサーチし、給食時などに話題にすることを心掛ける。 |
(2) |
自己存在感を高めるためのシステムづくり |
|
@ |
係活動の見直し |
|
|
(ア) 1つの係の人数を減らす。また、活動の簡単な振り返りができるようにする。 |
|
|
(イ) 各教科の係を決め、授業の最初に学習クイズをしたり、場合によっては、司会進行を任せたりする。 |
|
|
(ウ) 担任がねぎらいの言葉を掛けたり、意識して仕事を頼む機会を増やしたりする。 |
|
A |
当番活動の見直し |
|
|
掃除や給食当番に関して、細かく役割分担を行い、できるだけ個人の仕事内容を明確にできるようにする。 |
(3) |
|
児童同士の人間関係づくり →《参考》支援案リンク集「友達との関係」 |
|
|
学級活動 「〜ホカホカ言葉〜言われて嬉しい言葉をたくさん使う作戦を考えよう」 (全2時間) |
|
@ |
いろいろな場面において、自分も相手も言われて嬉しい言葉掛けについて考え、それを学級で実践できる方法を設定する。 |
|
A |
言われて嬉しい言葉を互いに掛け合い、達成目標を「ホカホカ言葉大作戦」と掲げ、実践する。 |
|
B |
実践を振り返るとともに、ロールプレイを通して、温かい言葉掛けが相手の気持ちを明るくすることを実感する。 |
|
C |
取り組みを学級通信などで紹介し、保護者へ情報を発信する。 |
|
|
− 取り組みを終えての児童の感想 − |
|
|
・ |
Aさんの役になったとき、Bさんの言い方だけでとっても気持ちが変わりました。最初の方はやさしくて、やる気が出るような気持ちだったけど2回目はとっても嫌な気持ちになりました。少しの言葉で、全然気持ちが変わるんだなと思いました。 |
|
|
・ |
実際に言ってみて、よい方を言ったときはいい気持ちだったけど、悪い方を言ったときは気持ちが悪かった。 |