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児童生徒が安心できる人間関係づくり   〜がばいシートを使って〜

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「がばいシート」 活用ガイド Q & A

     
    ★知りたい項目をクリックしてください。
     
 
Q1
いつごろ、だれが実施したほうがよいでしょうか。
 
Q2
1日のうちで「がばいシート」の実施時間帯はいつがよいでしょうか。
 
Q3
「がばいシート」を実施するためには、どのくらいの時間が必要ですか。
 
Q4
ダウンロードするとき許可が必要ですか。
 
Q5
「がばいシート」は小学校低学年の児童には難しい気がするんですが・・・。
 
Q6
「がばいシート」に記名をさせる必要がありますか。
 
Q7
部活動用はどのように活用できますか。
 
Q8
不登校の児童生徒に対してはどうしたらよいですか。
 
Q9
特別支援学級の児童生徒に対してはどうしたらよいですか。
 
Q10
「がばいシート」を実施しましたが、その後の支援を実施する時間がなく方法も分かりません。
 
Q11
「楽しい学校生活を送るためのアンケート Q−U」とどう違いますか。「Q−U」を行えば必要ないでしょうか。
 
Q12
2回目を実施した後の平均点の変化の見方がよく分かりません。
 
Q13
「がばいシート」を実施することで教師の評価につながるのではないか不安です。
 
Q14
「がばいシート」についての質問はどこに送ったらよいですか。
     
   
     
   
Q1
いつごろ、だれが実施したほうがよいでしょうか。
     

基本的には、学級の様子を見ながら学級担任の判断で実施してください。一般的には学級が落ち着いた5、6月ごろに1回目を実施し、支援の後、変容を見るために10、11月ごろ2回目を実施します。具体的には各学年、各学期の始めや終わり、学校行事の前後、長期休暇の前後、学級で問題が起こったとき・その支援を行った後などが考えられます。

   実施者は、学級担任、副担任、学年主任、学科主任等が考えられます。また、教育相談担当者、スクールアドバイ
ザー、養護教諭、部活動顧問等も可能です。
     
   
Q2
1日のうちで「がばいシート」の実施時間帯はいつがよいでしょうか。
 

朝の会(ホームルーム)、帰りの会(ホームルーム)、ロングホームルーム、放課後、 授業中などが考えられます。児童生徒が身体的に又は精神的にとても疲れている時間は避け、落ち着いた状態で実施できる時間帯がよいでしょう。

     
   
 
Q3
「がばいシート」を実施するためには、どのくらいの時間が必要ですか。
     
 

実施学年にもよりますが10分程度です。部活動シートを併せても15分程度でできます。小学校低学年ではもう少し時間が掛かることがあります。

 
 
   
 
Q4
ダウンロードするとき許可が必要ですか。
     
 
  許可は必要ありませんし、無料です。必要に応じて何度でもお使いください。著作権は佐賀県教育センターが所有しています。
     
   
 
Q5
「がばいシート」は小学校低学年の児童には難しい気がするんですが・・・。
     
 

小学校低学年では実施時期に配慮が必要です。特に1年生の1学期の段階では、自分で文章を読んで答えることは難しく感じるかもしれません。対象児童の発達段階を考慮しながら、文言を読み上げたり、分かりやすく説明するなどの工夫が必要となるでしょう。またシートの文字が小さいと感じるのであればB4サイズ等に拡大して使用されることをお勧めします。

     
   
 
Q6
「がばいシート」に記名をさせる必要がありますか。
     
 

実態把握をして支援につなげるためには、記名が必要だと考えられます。記名させることで個人への支援が可能となりますし、複数回実施すれば個人の変容の比較も容易にできます。実施者がいろいろな理由から無記名の方が効果的な利用法だと判断された場合は、この限りではありません。

     
   
 
Q7
部活動用はどのように活用できますか。
     
 

学級用と同時に実施することで、個人の学級での状態と部活動内での状態の比較ができます。部活動顧問が部活動ごとに「がばいシート」を実施し、その後の支援や指導につなげることも可能です。  

     
   
 
Q8
不登校の児童生徒に対してはどうしたらよいですか。
     
 

「がばいシート」などで集団の中での意識を問うのは難しいかもしれません。個別の対応が必要だと考えられます。

     
   
 
Q9
特別支援学級の児童生徒に対してはどうしたらよいですか。
     
 
  関係職員で、実施するかどうか、また、実施方法やその後の対応まで検討・配慮が必要です。具体的な実施方法としては、シートの文章を口頭で読み上げ、分かりやすく説明したり用紙を拡大したりするなど考えられますが、児童生徒の実態に応じて工夫を加えてください。
     
   
 
Q10
「がばいシート」を実施しましたが、その後の支援を実施する時間がなく方法も分かりません。
     
 
   学級担任だけでなく、教育相談担当、養護教諭、教科担任、学年、学科の協力を得ながら、無理のない支援の計画を立てることをお勧めします。支援の方法は、こちらのHPの実践事例、または支援のポイント支援案リ ンク集支援作成の手順等を参考にしたり、経験豊富な先生方に相談したりしてもよいでしょう。    
     
   
 
Q11
「楽しい学校生活を送るためのアンケート Q−U」とどう違いますか。
「Q−U」を行えば必要ないでしょうか。
     
 
 「がばいシート」を使うと、児童生徒と教師の意識に差が見られることも出てきます。また、「中学校用」「高等学校用」では学級と部活動での様子を併せて見ることができます。「Q−U」など他の検査やアンケートと併用することにより、更に具体的に児童生徒の状態が把握できます。
     
   
 
Q12
2回目を実施した後の平均点の変化の見方がよく分かりません。
     
 
  まず、比較のためのシートに入力をして点数の変化を見ましょう。観点別の平均点の比較ができます。また、観点別シートを比較しても変化が分かります。仮に、各観点の中の質問項目の平均点が0.3上昇していれば、学級の30%の児童生徒が4つの答え(例:4そう思う、3少し思う、2あまり思わない、1思わない)の中で1段階上げたことになります。このように平均点の変化は、支援の効果を判断する1つの目安になります。
     
   
 
Q13
「がばいシート」を実施することで教師の評価につながるのではないか不安です。
     
 

教師の評価をすることを目的とはしていません。結果を見て、学級や個人の状態を客観的に把握すること(児童生徒と教師の意識の差も含めて)、また、児童生徒が集団の中で安心して過ごせるためにその後の支援を考えることが大切です。

     
   
 
Q14
「がばいシート」についての質問はどこに送ればよいですか。
     
 

分析方法や活用の仕方などについての御質問はこちらまでお願いします。 

     
     
   
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最終更新日: 2009-03-27