将来を見据える子どもが育つ!キャリア教育のすゝめ |
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学習指導案 小学校第6学年 道徳の時間 |
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1 主題名 | |
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くじけない心 1−(2) 希望・勇気・努力 | |
2 資料名 | |
「モトイと日本語」 hanae*作『小学生日記』による (『6年生の道徳』文溪堂 2006年度版) |
3 本時で重点を置いたキャリア諸能力 |
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4 大単元における位置付け |
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総合的な学習の時間に、将来なりたい職業について具体的に調べたり考えたりしてきたことを振り返らせ、本主題(希望・勇気・努力)を設定することで、本時の学習をより身近な問題としてとらえさせることができ、くじけずに努力しようとする心情を高められると考え位置付けた。 |
5 本時のねらい |
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目標に向かって、希望と勇気をもってくじけないで前進していこうとする心情を養う。 |
6 展開 |
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過 程 |
学習活動 | 主な発問等 | 指導上の留意点 | 評価(方法) 【キャリア諸能力】 |
導 入 |
1 目標や夢について 話す。 | ○ 目標にしていることや実現したいと思っている夢がありますね。 | ・ 自信をもって自分の目標や夢を話せるように、ハローワーク講座の資料や感想を掲示しておく。 | |
展 開 |
2 「モトイと日本語」を読んで話し合う。 | ○ 「ぼくは日本語で話すよ。」と言ったときモトイはどんな気持ちだったでしょう。 | ・ 新しい環境でがんばろうと意気込んでいるモトイに共感させ、その気持ちの根底には、これまでの努力に自信をもっていることがあることに気付かせる。 | |
○ 悔しそうに下を向き、こぶしを握りしめて涙を流したとき、モトイはどんな気持ちだったでしょう。 | ・ モトイ自身が、日本語ができないことを言い訳に努力を怠るようになったという自覚があることに気付かせる。 ・ こぶしを握りしめている絵を提示し、努力しても思うように成果が上がらないことから、投げ出してしまいたくなる気持ちに共感させる。 |
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○ 「これからは、ちゃんと勉強する。」と言ったのは、モトイのどんな思いからでしょう。 | ・ 気付かないうちに日本語ができるようになっていた原因を考えさせた上で左の発問をする。 ・ 挫折を乗り越えてもう一度がんばろうと目標をもったモトイの気持ちを押さえる。 |
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終 末 |
3 自分の生活を振り返り、話し合う。 4 教師の話を聞く。 |
○ 目標に向かって、努力していることがありますか。 | ・ 導入で発表した児童や話せる児童に、夢や希望をもって努力していること、更に努力しようと思うことについて具体的に発表させる。 ・ 希望と勇気をもってくじけず努力を積み重ね、夢をかなえて活躍している実在の人物を紹介して授業を終わる。 (※新聞記事や絵本の読み聞かせでもよい。) |
・ 希望と勇気をもって努力することの大切さが分かる。 (ワークシート) 【計画実行能力】 |
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