将来を見据える子どもが育つ!キャリア教育のすゝめ |
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学習指導案 中学校第2学年 道徳の時間 |
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1 主題名 |
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命のつながり 3−(1) |
2 資料名 |
「牛たちと出会って」(『「いのちの教育」指導資料』より) |
3 本時で重点を置いたキャリア諸能力 |
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4 大単元における位置付け |
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道徳の授業において、総合的な学習の時間「職場体験活動」を生かすために、「職場体験活動」の事後に設定した。職場体験の内容を基に作成した資料を使用することで、体験活動で考えたり感じたりしたことが生かされ、道徳的価値を深めることができると考えた。 |
5 本時のねらい |
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・ 生き物の命が私たちの命を支えていることに気付かせ、命のつながりについて考えさせる。 |
6 展開 |
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過 程 |
学習活動 | 主な発問等 | 指導上の留意点 | 評価(方法) 【キャリア諸能力】 |
導 入 展 開 終 末 |
1 これまでを振り返り、食について関心をもつ。 2 「牛たちと出会って」を読んで話し合う。 (1) 山口さん夫婦の牛への愛情について考える。 (2) 山口さんの複雑な思いについて考える。 (3) 牛の体を触る「僕」の気持ちについて考える。 3 教師の話を聞く。 |
○ 今までに食べた食べ物の中で一番おいしかったものは何ですか。 ○ 山口さん夫婦は、おがくずをまめに換え、90頭の牛1日に500sのえさを運ぶ仕事を毎日続けていますが, この夫婦をどう思いますか。 ○ 山口さん夫婦はこんなにかわいがっていた牛たちを、出荷するときや出荷前に死なせてしまったとき、どんな気持ちになると思いますか。 ○ 「僕」は牛の体を触りながらどのようなことを考えたでしょう。 ○ 今から山口さんの話をします。 |
・ 食べ物についてイメージさせ、明るい雰囲気をつくり、「食べ物と命」について考えていくことを伝える。 ・ 生徒にとってなじみがない掃除やえさやりの部分はビデオを見せることで理解を助ける。 ・ おがくずを換える回数が増える分、お金がかかり、仕事の量も増えることを押さえる。 ・ 愛情を込めて育てた牛が、肉として食されることなく死を迎えたことに対する残念な気持ちに気付かせる。 ・ 家族同然に育ててきた牛だからこそ,その「いのち」を食として生かしたいという「いのち」への思いに気付かせたい。 ・ この発問を通して、「いのち」のつながりについて考えたことをまとめさせたい。 ・ 山口さんが、牧草を食べる牛の姿をじっと見ながら、体調を気遣う話をする。食べることと命のつながりについて話し、命のはかなさと連綿とつながる命の不思議さを感じ取らせる。 |
山口さんの利害関係を超えた深い愛情とともに、生計を立てるための仕事とお金も必要なことに気付くことができる。(発言・観察) 【職業理解能力】 |
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Copyright(C) 2009 SAGA Prefectural Education Center. All Rights Reserved. 最終更新日: 2009-03-24 |