将来を見据える子どもが育つ!キャリア教育のすゝめ |
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学習指導案 中学校第2学年 道徳の時間 |
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1 主題名 | |
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勤労の尊さや意義 4−(5) | |
2 資料名 | |
「私が働く理由」 樋口なつみ 文 (第5回「金融と経済の明日」高校生小論文コンクール 入賞作品) |
3 本時で重点を置いたキャリア諸能力 |
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4 大単元における位置付け |
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本時では総合的な学習の時間の「職場体験学習の意義」や、学級活動「なぜ人は働くのだろう」で学習した道徳的価値を補充、深化させる。さらに、次の総合的な学習の時間で行なわれる「職業人講話」に向け、道徳的価値を自分なりに発展させていくことへの思いや課題を培うことができると考え、本時を設定した。 |
5 本時のねらい |
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・ 働くということは、周囲の人々とのコミュニケーションが大切であり、多くの人たちに支えられていることを理解させる。 ・ 「働くこと」の理解を通して、職業についての正しい考え方を育てる。 |
6 展開 |
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過 程 |
学習活動 | 主な発問等 | 指導上の留意点 | 評価(方法) 【キャリア諸能力】 |
導 入 展 開 終 末 |
1 スーパーマーケットのレジの仕事について考える。 2 資料前半を読み、仕事がうまくいかず、休みをもらった筆者の気持ちについて考える。 3 資料後半を読み、筆者の気持ちを考える。 (1) 先輩の対応について考える。 (2) 「働く理由」を見付けた筆者について考える。 4 特別活動「なぜ人は働くのだろう」の時間を想起し、教師の話を聞く。 |
○ 学校に通いながら仕事をすることになったら、どんなことができると思いますか。 ○ レジ係の仕事で大切なことはどんなことだと思いますか。 ○ 仕事を始めるときはどんな気持ちだと思いますか。 ○ 発熱を理由に休みをもらって「何故働くのか」について筆者はどんな思いから考えたのでしょうか。 ○ 先輩の態度や言葉から筆者はどういう気持ちになったでしょうか。 ○ 「働く理由」を見付けた筆者はこれからどう変わっていくと思いますか。 ○ 特別活動「なぜ人は働くのだろう」の時間で考えたことはどんなことでしたか。 |
・ 定時制について関単に説明をする。 ・ 身近なレジの仕事について想起させる。 ・ レジ係という回答が得られなかったらこちらから提示する。 ・ 資料は生徒には配布しない。 ・ 本時の資料がアルバイトをしている高校生の作文であることを告げる。 ・ チーフの言葉掛けや母親の励ましを受けながらも、奮い立てない筆者の姿を押さえた上で発問する。 ・ 自分も同じような気持ちになるかもしれないことに気付かせる。 ・ このままの中途半端な状態で投げ出してはいけないと思っていることを押さえる。 ・ 仕事の大変さと協力していくことの大切さに気付かせる。 ・ 周囲の人の優しさや支えに気付かせる。 ・ 自分の考えをワークシートに記入する。 ・ 特別活動の時間に話し合ったことを想起させる。 ・ 教師の体験や、仕事をする上で周囲の人に助けてもらっていること、支えられていることを話す。 ・ 授業の感想をワークシートに記入する。 |
身近な仕事であるレジの仕事について認識していることを発表できる。(発言・観察) 【職業理解能力】 筆者が考えていた以上に、単純な仕事ではなかったことに気付く。(発言・観察) 【職業理解能力】 働く人の思いに気付く。(発言・観察) 【職業理解能力】 |
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