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■研究のまとめ

 本研究で開発した教材は,いずれも生徒が短時間に手軽に取り組むことができるもので,生徒一人一人の課題により複数の教材の中から選択できるようにしたものです。それぞれの検証授業の中で,導入において意欲を引き出すためや学びの過程の中で意欲を高めるために,身近なもので体験的な学習活動を組み入れた教材が有効であることが分かりました。また,これらの教材はそれぞれの授業のアンケート結果からも,主体的に学習を進めることができ,学習したことを生かして「実際にやってみたい」という実践への意欲が高まりにつながったことがうかがえます。
 以上のことから,それぞれの教材は生徒の知的好奇心を喚起させるものであったと言えます。
 今後の課題として,更に生徒が使いやすい・製作しやすい教材に改良していく必要があります。また,生徒一人一人が体験していく中での支援教材を充実させていくことも大切なことだと考えます。

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  中学校 家庭 衣生活 住生活
  高等学校 商業 外国人とのコミュニケーション

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■参考文献
・佐賀県教育委員会  『佐賀県教育の基本方針』 平成19年4月
・中村祐治 堀内かおる 岡本由希子 尾崎誠 編著 『これならできる 授業が変わる 評価の実際』 2006年 開體ー 
・文部省  『中学校学習指導要領(平成10年12月)解説−技術・家庭編−』 平成11年9月
・安東茂樹著  『この発問・題材・指導法で 技術・家庭科 研究授業』 2004年 明治図書
・日本家庭科教育学会編 『家庭科で育つ子どもたちの力-家庭生活についての全国調査から-』 2004年 明治図書
・小松章ほか13名 『ビジネス基礎』  平成14年 一橋出版
・佐賀市中学校教育研究会英語部会 編著 『Let's Talk !』 2006年 受験研究会 
・原島一男 『店員さんの英会話』 2005年 株式会社ジオス 
■開発した教材に使用した画像のURL(商業)
ヴィラージュ・クッキング素材集