本研究では、つくりだす喜びを味わう児童を育てるために、「発想や構想の能力」「創造的な技能」を高めるための手立てと学習を支える教具を工夫して、授業実践を行いました。
授業実践は第６学年で行いました。題材は、作品共同型の題材に取り組みました。
第６学年 図画工作科授業実践 指導案ＰＤＦはこちらから
１．題材 
「行ってみたいなふしぎな世界・・・ようこそ６の２ワールド」
２．題材について
（１）題材の目標
コラージュや貼り絵、水彩絵の具やパスを使ってできる様々な技法を試しながら、形や色などのよさや美しさを味わ
い、自分の思いに合った「わたしの世界」をつくることができる。
（２）題材の評価規準
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| ①水彩絵の具、紙素材、布などを使った様々な表現方法に関心をもち、自分の思いを表すことを楽しもうとしている。 |
①「わたしの世界」のイメージを膨らませ、材料、用具、表現方法など表したいことを考えている。
②グループでの話合いを手掛かりにして、材料、用具、表現方法などを新たに思い付いている。 |
①いろいろな表現方法を試しながら、その特徴や組合せの感じを生かし、「わたしの世界」を工夫して表している。 |
②自分や友達の作品の表現方法や材料の使い方などの工夫を見付け、自分の製作に生かして、表し方を工夫している。 |
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①形や色、動き、奥行きなどのよさや美しさなどに気付き、その特徴を捉えている。 |
（３）題材の指導計画と評価計画
次 |
時間 |
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教師の指導・支援 |
評価規準と評価方法 |
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１ |
1
・
２ |
１ どんな「わたしの世界」にするか考え、
アイデアスケッチをする。
２ 各自のアイデアスケッチについて
グループで意見交換し、「わたしの
世界」の構想を深める。
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| ○ |
参考作品を提示し、製作の見通しをもたせる。 |
| ○ |
ワークシートにアイデアスケッチをさせ、「わたしの世界」を具体的に構想できるようにする。 |
| ○ |
アイデアスケッチについて、形、色 、イメージなどの視点で意見交換させ、児童の発想が広がるようにする。 |
| ○ |
司会マニュアルを準備し、グループの話合いがスムーズに進行できるようにする。 |
| ○ |
グループの話合いを通して、新たに思い付いたことをアイデアスケッチに付け加えるように促す。 |
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| ・ |
「わたしの世界」のイメージを膨らませ、材料、用具、表現方法など表したいことを考えている。
（発想・構想①）
【観察・ワークシート】 |
| ・ |
グループでの話合いを手掛かりにして、材料、用具、表現方法などを新たに思い付いている。
（発想・構想②）
【観察・ワークシート】 |
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２ |
３
４
・
５ |
１ いろいろな表現方法を試しながら、
「わたしの世界」のパーツをつくる。
２ グループでの話合いを手掛かりにして、
新たに思い付いた方法を試しながら
「わたしの世界」をつくる。
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| ○ |
提示した参考作品や写真に、どのような表現技法が使われているか考えさせ、いろいろな技法に興味をもたせる。 |
| ○ |
自分のイメージに合った表現技法を試し、「わたしの世界」のパーツをつくることを確認する。
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| ○ |
これまでの製作で工夫したこと、困っていることを形、色、イメージなどの視点で出し合わせ、児童の発想の広がりを助ける。 |
| ○ |
画用紙にパーツを並べて、大小、位置関係、配色のバランス、背景との関係等を考えてつくるように促す。 |
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| ・ |
水彩絵の具、紙素材、布などを使った様々な表現方法に関心をもち、自分の思いを表すことを楽しもうとしている。
（関・意・態）
【観察・作品・ワークシート】 |
| ・ |
いろいろな表現方法を試しながら、その特徴や組合せの感じを生かし、「わたしの世界」を工夫して表している。
（技能①
）
【観察・作品・ワークシート】 |
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| ・ |
自分や友達の作品の表現方法や材料の使い方などの工夫を見付け、自分の製作に生かして、表し方を工夫している。
(技能②)
【観察・作品・ワークシート】 |
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３ |
６ |
１ 作品を持ち寄って、組合せを考えなが
ら展示する。
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| ○ |
参考作品の組合せ方を発表させ、形
、色、イメージ、動き、奥行きという組合せの視点を示す。 |
| ○ |
組合せ方について全員に発表させ、一人一人の意見が生かされるように配慮する。 |
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| ・ |
形や色、動き、奥行きなどのよさや美しさなどに気付き、その特徴を捉えている。
(鑑賞)
【観察・作品・ワークシート】 |
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