どのように取り組む?中学校技術・家庭科、高等学校家庭科における「食育」指導 |
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1 | 「食育」と「食に関する指導」 |
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以上のことから、家庭科における「食に関する指導」を充実させることにより、「食育」に取り組んでいこうと考えました。 |
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2 | 食育における家庭科の役割 |
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様々な場面(教科・領域・給食の時間など)で学習した栄養や調理・食文化等に関する内容が、家庭科の学習を通して、1人の生徒の中でつながるように意識し、体系化を図ることが求められています。特に、調理実習などの体験活動を通して、よりよい食生活を工夫しようとする実践的な態度を育成する必要があります。 また、「食に関する指導」における教科としての特長は、 |
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3 | 家庭科の「食に関する指導」について |
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「中学校学習指導要領解説 技術・家庭科編」(平成20年8月)及び「高等学校学習指導要領案」(平成20年12月)では、家庭科の「食に関する指導」の目標や配慮事項として以下の内容が挙げられています。 日常食の献立作成や調理などに関する実践的・体験的な学習活動を通して、中学生の栄養と調理 についての基礎的・基本的な知識及び技術を習得するとともに地域の食文化について関心と理解を 深め、これからの生活を展望して、課題をもって食生活をよりよくしようとする能力と態度を育てる。 ・ 「食に関する指導」については、技術・家庭科の特質(食生活を家庭生活の中で総合的にとらえて いる)に応じて、食育の充実に資するよう配慮する。 ・ 家庭や地域との連携を図りながら健康で安全な食生活を実践するための基礎が培われるように配 慮する。 (2) 高等学校家庭科(家庭基礎) 知識・技術を習得させ、生涯を見通した食生活を営むことができるようにする。 ・ 実験・実習を中心とした指導を行うこと。 ・ 栄養、食品、調理及び食品衛生との関連を図って扱うようにすること。 |
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≪参考資料≫ | |||||||||
・ 岡 陽子 「技術・家庭科における食育の推進(2)」『中等教育資料』 文部科学省 平成19年4月 |
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最終更新日: 2009-03-26 |