中学校(学級)における実践(成果と課題)

「児童生徒一人一人が居心地のよさを感じる学級集団づくり」について提案します！

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エ　中学校(学級)における実践

互いの個性を認め合う集団を目指した学級での取組

(エ)　成果と課題

●成果
・	アンケートを活用して学級や生徒の状態を把握し、個と集団という２つの観点から、意図的・計画的に構成的グループエンカウンターとソーシャルスキルトレーニングの授業を行いました。その際、学級や生徒の状態に合わせた内容を選択して、授業を行う時期や配列を工夫しました。その結果、授業でのグループ作りで友人を積極的に誘ったり、休み時間、遊ぶときに声を掛けたりする姿が見られるようになりました。友人同士の会話も増えて、よりよい人間関係や望ましい集団形成が育まれたと考えます。
●課題
・	居心地のよさを感じる学級集団を作るためにはアンケートによる実態把握だけでなく、教師は、日頃から観察や面接を通して生徒の実態を把握し、継続的に開発的・予防的生徒指導を行っていくことが大切です。
・	開発的・予防的生徒指導を継続的に取り組むには、道徳や特別活動を教育課程の中に位置付け、学校全体として取り組むことが必要です。
・	アンケートや教師による観察や面接だけでなく、日頃から家庭と連携を図り、生徒理解を更に深めていくことが大切です。