確かな学力をはぐくむ社会科学習の在り方研究委員会

ホーム 研究概要 実践事例 1年次のまとめ 研究事業トップ
 単元名 「武士による政治のはじまり
              〜1221年の承久の乱 あなたならどちらの味方になる?!〜」(中学1年)
  本時の目標 (3/5)
 

学習課題追究のために、主体的に討論・意見交換にかかわることができる。【関心・意欲・態度】
  討論・意見交換を通して、学習課題に対し、より社会的な判断を行うことができる。【思考・判断】

  板書 

 

  本時の展開 
 
@ それぞれの時代(社会)を支持する理由を発表しよう  
A 別の時代を支持する友達に、質問や意見をしよう
 ワークシート@を基に、その時代(社会)を支持する理由を板書させる。教師はワークシート@を事前に回収した際にそれぞれの生徒の考えを把握しておき、それぞれの立場について、異なる理由を3人ずつ板書させる。
    板書された理由に対して、質問や意見を出させる。その発言は、赤・黄などの色チョークを用いて視覚的に区別させる。出された意見や質問に対しては、必要に応じて反論をしてもよいこととする。
B 意見交換を2人組、さらに4人グループで行おう   C 今回の学習を踏まえて「これからの社会・時代に望むこと」について書こう
 討論を終えた後、2回目の意思決定(価値判断)をさせる。それを基に、座席が隣の生徒・学習グループで意見交換をさせる。意見交換の活動を踏まえて、再度自分の考えを吟味させる。その後、友達の考えを踏まえたうえで3回目の判断(最終判断)をさせる。    学習の成果を現代の社会的事象を考える際に生かすという歴史的分野の学習のねらいに配慮し、この発問を用意する。社会形成力・社会観の育成につなげさせる。

Copyright(C) 2009 SAGA Prefectural Education Center. All Rights Reserved.
最終更新日: 2009-03-27