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将来を見据える子どもが育つ!キャリア教育のすゝめ

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学習指導案    高等学校第1学年 ホームルーム活動
1 題材名
「高校生活のスタートにあたって」
2 本時で重点を置いたキャリア諸能力
領 域 能 力 本時
人間関係形成能力 自他の理解能力
コミュニケーション能力
情報活用能力 情報収集・探索能力  
職業理解能力  
将来設計能力 役割把握・認識能力  
計画実行能力  
意思決定能力 選択能力
課題解決能力  
3 本時の目標
 ・ 中学校までの自分自身について振り返らせ、これからの高校生活についての見通しをもつことができるようにする。
 ・ 他者の考えに触れさせながら、自分の将来についての展望を広げ深めることができるようにする。
 ・ 他者とのコミュニケーションを通して、よりより人間関係を築くための契機となるようにする。
4 展開(1/2)

活動内容(活動場面)  指導上の留意点 
・ワークシート1に目を通しておく。  ・前日に配布し、本時で使用することを伝えておく。 







学習活動 指導上の留意点 評価(方法)
【キャリア諸能力】


1 本時のねらいと、流れを知る。 ・高校生活のスタートに当たって、これまでの自己の振り返りがこれからの生活に生かされることを確認する。  




2 ワークシート1を記入する。 

@ 高校入学の動機


A 中学生活の振り返り



B 今の自分の振り返り
・書きたくないことや、分からないことは書かなくてもよいことを伝える。

・入試の面接時の模範的な答えではなく、素直な気持ちで記入するよう伝える。

・職場体験の感想については、今後の進路学習の材料の一つであることを示し、できるだけ詳細に書くように伝える。

・今の自分の心境を振り返らせ、高校生活への期待や不安を明確にさせる。










自分が高校生活にどんな期待や不安をもっているのか確認できている。(ワークシート1)
【自他の理解能力】


3 ワークシート1を次時に用いることを確認する。 ・まだ記入したい部分があれば次時までに記入しておくように伝える。  


活動内容(活動場面) 指導上の留意点
・ワークシート1を次時までに完成させておく。 ・記入していて分からなかった点は聞きにくるように伝える。
5 展開(2/2)

活動内容(活動場面)  指導上の留意点 
・ワークシート1の記入を終了しておく。  






学習活動 指導上の留意点 評価(方法)
【キャリア諸能力】


1  本時のねらいと、流れを知る。 ・前時で用いたワークシート1を用いて、お互いのことを知り合う意義を伝え、グループ内で交流を行うことを確認する。  




2 グループ交流活動を行う。(4人程度)




3 グループの他のメンバーの話を聞いての感想や高校生活への思いをワークシート2に記入する。
・ワークシート2を配布する。
・ゲーム形式で設問内容を指示したり、質問をする生徒に自由に質問内容を選択させたりして、和やかなムードで自己開示をさせる。
・話を聞いて参考になった部分は、メモを取るように伝える。
・話が停滞しているグループには、テーマを提案するなどして支援する。


・他の人の話を参考にして、これからの高校生活への思いについて、自由に記入するように伝える。
他者の価値観や個性のユニークさを理解して、それを受け入れようとしている。 (観察)
【自他の理解能力】
自己の思いや意見を適切に伝え、他者の意思等を的確に理解しようとする。(ワークシート2)
【コミュニケーション能力】

多様な選択肢の中から、自己の意志と責任で当面の進路や学習を主体的に選択する。
【選択能力】


4 本時の授業を振り返る。 ・だれもが、これからの高校生活に何らかの不安や期待をもっており、クラスのみんなで支え合って高校生活を送っていくことを確認する。  


活動内容(活動場面) 指導上の留意点
・ワークシート1、2を提出する。 ・ワークシート1、2から不安や疑問点を確認し、答える資料を準備する。全体的に答えられることはSHR時などで、個人的なことは教育相談などで答えるようにする。
・ワークシート2の職場訪問の感想についても、内容を把握し個人面談や三者面談などの参考資料とする。
指導案【PDF】 資料等【PDF】

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最終更新日: 2009-03-24