▲上へ

将来を見据える子どもが育つ!キャリア教育のすゝめ

ホーム 手引き 資料 大単元構想例 まとめ 研究事業トップ
中学校 「能力体系表」 (佐賀県教育センター提案)
体系表(中学校)ダウンロード【PDF】
   
職業的(進路)発達にかかわる諸能力 道徳の時間 学 級 活 動 総合的な学習の時間
 指導すべき内容項目は、「新中学校学習指導要領 第3章 第2 内容」の内容項目の指導の観点に示してある各文を略したものです。  「新中学校学習指導要領 第5章第2」に示されている内容の中から、キャリア諸能力と関連の深い内容を取り上げ、その内容を指導することで、育てたいと考える態度を示しています。  各諸能力において、「学習プログラムの枠組み(例)」より、「身に付けることが期待される能力・態度」を身に付けさせたい力の例として示しています。
領域 領域説明 能力説明







 他者の個性を尊重し、自己の個性を発揮しながら、様々な人々とコミュニケーションを図り、協力・共同してものごとに取り組む。
 自己理解を深め、他者の多様な個性を理解し、互いに認め合うことを大切にして行動していく能力








1-(5) 自己理解と向上心・個性の伸長
2-(3) 信頼・友情
2-(4) 異性の理解と尊重
2-(5) 寛容・謙虚
3-(1) 生命尊重
3-(3) 人間理解と生きる喜び



(2)イ 自己及び他者の個性の理解と尊重







・自分のよさや個性が分かり、他者のよさや感情を理解し、尊重する。
・自分の行動が相手や他者に及ぼす影響が分かる。
・自分の悩みを話せる人をもつ。





・自分を知るための視点や方法を知る。
・自分自身に関する情報を整理し、適切に表現できる。
・個性や適性、興味や関心などが将来の生き方とかかわることを知る。
・個性を尊重し、他者への思いやりを深め、人間関係づくりに努める。

 多様な集団・組織の中で、コミュニケーションや豊かな人間関係を築きながら、自己の成長を果たしていく能力








2-(1) 礼儀・適切な言動
2-(2) 思いやり
2-(6) 感謝
4-(6) 家族愛、充実した家庭生活



(2)オ 望ましい人間関係の確立







・他者に配慮しながら、積極的に人間関係を築こうとする。
・人間関係の大切さを理解し、コミュニケーションスキルの基礎を習得する。
・リーダーとフォロアーの立場を理解し、チームを組んで互いに支え合いながら仕事をする。
・新しい環境や人間関係に適応する。




・コミュニケーションを豊かにする方法を知る。
・互いを尊重しながら、話し合いを進める。
・協力体制の重要性や人間関係の大切さを知る。
・学校生活の中で協力的にものごとに取り組む。
情報



 学ぶこと・働くことの意義や役割及びその多様性を理解し、幅広く情報を活用して、自己の進路や生き方の選択に生かす。
 進路や職業等に関する様々な情報を収集・探索するとともに、必要な情報を選択・活用し、自己の進路や生き方を考えていく能力








4-(1) 遵法、社会秩序の向上
4-(3) 正義、公正・公平
4-(8) 郷土愛・先人への尊敬



(3)ウ 進路適性の吟味と進路情報の活用







・産業・経済等の変化に伴う職業や仕事の変化のあらましを理解する。
・上級学校・学科等の種類や特徴及び職業に求められる資格や学習歴の概略が分かる。
・生き方や進路に関する情報を、様々なメディアを通して調査・収集・整理し活用する。
・必要に応じ、獲得した情報に創意工夫を加え、提示、発表、発信する。




・情報の重要性や探索方法を知る。
・情報を交換して多くの情報を共有化する。
・進路情報を活用して自分の進路に関する理解を深める。
・将来の生き方や進路との関係で自分を知ろうとする。

 様々な体験等を通して、学校で学ぶことと社会・職業生活との関連や、今しなければならないことを理解していく能力








1-(1) 望ましい生活習慣
2-(1) 礼儀・適切な言動
3-(1) 生命の尊重
4-(5) 勤労・社会奉仕
4-(9) 愛国心・伝統の継承と文化の創造
4-(10) 国際理解・人類愛・平和



(3)ア 学ぶことと働くことの意義の理解
(3)エ 望ましい職業観・勤労観の形成








・将来の職業生活との関連の中で、今の学習の必要性や大切さを理解する。
・体験等を通して、勤労の意義や働く人々の様子や思いが分かる。
・係・委員会活動や職場体験等で得たことを、以後の学習や選択に生かす。




・働くことの多様性や個々の価値観を理解する。
・生活と職業のかかわりや社会的役割を理解する。
・職業の内容や特色から適性などについて考える。
・学ぶことと働くことの意義を広い視野で結び付ける。





 夢や希望をもって将来の生き方や生活を考え、社会の現実を踏まえながら、前向きに自己の将来を設計する。
 生活・仕事上の多様な役割や意義及びその関連等を理解し、自己の果たすべき役割等についての認識を深めていく能力








4-(2) 公徳心・よりよい社会の実現
4-(4) 集団の意義、集団生活の向上
4-(5) 勤労・社会奉仕
4-(6) 家族愛、充実した家庭生活
4-(10) 国際理解・人類愛・平和



(2)ウ 社会の一員としての自覚と責任







・自分の役割やその進め方、よりよい集団活動のための役割分担やその方法等が分かる。
・日常の生活や学習と将来の生き方との関係を理解する。
・様々な職業の社会的役割や意義を理解し、自己の生き方を考える。




・集団の中での役割や仕事を主体的に考える。
・係や組織の必要性を理解して、学級集団の一員として意欲的に活動する。
・社会の一員としての義務や責任について理解する。
・互いに協力しながら、集団生活を成り立たせる活動について具体的に考える。

 目標とすべき将来の生き方や進路を考え、それを実現するための進路計画を立て、実際の選択行動等で実行していく能力








1-(2) 希望・強い意志
1-(4) 真理・真実・理想の追求



(3)オ 主体的な進路の選択と将来設計







・将来の夢や職業を思い描き、自分にふさわしい職業や仕事への関心・意欲を高める。
・進路計画を立てる意義や方法を理解し、自分の目指すべき将来を暫定的に計画する。
・将来の進路希望に基づいて当面の目標を立て、その達成に向けて努力する。




・将来の設計と進路計画の必要性を理解する。
・自分についてのデータをまとめ、生き方や進路を考える。
・進路選択の手順と視点を知る。
・情報を活用しながら、自分に合った進路計画を立てる。





 自らの意志と責任でよりよい選択・決定を行うとともに、その過程での課題や葛藤に積極的に取り組み克服する。
 様々な選択肢について比較検討したり、葛藤を克服したりして、主体的に判断し、自らにふさわしい選択・決定を行っていく能力








1-(3) 自主・自律と責任
3-(3) 人間理解と生きる喜び
4-(1) 遵法、社会秩序の向上
4-(3) 正義、公正・公平



(3)オ 主体的な進路の選択と将来設計







・自己の個性や興味・関心等に基づいて、よりよい選択をしようとする。
・選択の意味や判断・決定の過程、結果には責任が伴うことなどを理解する。
・教師や保護者と相談しながら、当面の進路を選択し、その結果を受け入れる。




・生き方を考える様々な視点を知る。
・いまの夢や希望を自覚して友達と共有する。
・進路選択の検討に必要な要素と手順を踏まえ、意思決定する。
・自分の意志と責任による進路選択を行う。

 意思決定に伴う責任を受け入れ、選択結果に適応するとともに、希望する進路の実現に向け、自ら課題を設定してその解決に取り組む能力








1-(1) 望ましい生活習慣
1-(2) 希望・強い意志
1-(3) 自主・自律と責任
1-(4) 真理・真実・理想の追求
1-(5) 自己理解と向上心・個性の伸長



(2)ア 思春期の不安や悩みとその解決







・学習や進路選択の過程を振り返り、次の選択場面に生かす。
・よりよい生活や学習、進路や生き方等を目指して自ら課題を見出していくことの大切さを理解する。
・課題に積極的に取り組み、主体的に解決していこうとする。




・自分の目標をもつことの重要性を理解する。
・自他の不安や悩みとその解決方法を知る。
・課題解決のための手立てや方法について共に考える。
・夢や希望をもってたくましく生きていこうとする。

Copyright(C) 2009 SAGA Prefectural Education Center. All Rights Reserved.

最終更新日: 2009-03-27