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将来を見据える子どもが育つ!キャリア教育のすゝめ

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学習指導案    中学校第2学年 道徳の時間
1 主題名
 人類の福祉 4−(10)
2 資料名
 「あふれる愛」(『心つないで2』教育出版 平成18年度版より)
3 本時で重点を置いたキャリア諸能力
領 域 能 力 本時
人間関係形成能力 自他の理解能力  
コミュニケーション能力  
情報活用能力 情報収集・探索能力  
職業理解能力
将来設計能力 役割把握・認識能力  
計画実行能力  
意思決定能力 選択能力  
課題解決能力  
4 大単元における位置付け
 大単元「職場体験学習」の中で内容項目4−(10)を取り扱うことで、働く人々の思いの1つに触れ、自分の生き方について考えるとともに、勤労の意義についての理解が深まると考え本時を設定した。また、体験活動後に設定することで、体験活動で考えたり感じたりしたことが生かされ、より道徳的価値を深めることができると考えている。
5 本時のねらい
・ 人類の幸福を目指し、その実現を図ろうとしたマザー・テレサの生き方に触れ、 国や民族を超えた深い人間理解の態度を育てる。
6 展開

学習活動 主な発問等 指導上の留意点 評価(方法)
【キャリア諸能力】

























1 マザー・テレサの写真を見て知っていることを発表する。


2 「あふれる愛」を読んで話し合う。
(1) 院長の言葉に対するマザー・テレサの考えを想像する。




(2) だれからも看取られることなく死んでいくカルカッタの人たちに思いをはせる。
(3) マザー・テレサの言葉を聞き、自分の考えをもつ。




3 教師の話を聞く。
○ この写真の女性を知っていますか。
○ この写真の女性はどのようなことをしたでしょう。


○ 「どうせ死ぬに決まっている人間は手当てのしようもないし、収容するスペースもありはしないんですから」と言った院長に対して、マザー・テレサはどんなことを考えたでしょう。
○ だれからも看取られずに死んでいくカルカッタの人たちはどんな気持ちだったでしょう。
○ 「人間にとって最も悲しむべきことは、病気でも貧乏でもない。自分はこの世に不要な人間なのだ」というマザー・テレサの言葉を聞いて、あなたはどう思いますか。
○ 真の国際人とは、どの国の人々も同じ人間として尊重し合い、差別や偏見をもたずに公正、公平に接することです。
・ マザー・テレサが世界の平和と人類の幸福のために国を越えて活動していることを知らせる。



・ 院長の言葉の意味を押さえた上で、マザー・テレサの気持ちを考えさせる。
・ ワークシートに記入し、文章にしたものを声に出し、役割演技をさせる。

・ 臨終の場面を想像させる。









・ これから、国際社会の中で生きていくために必要なことを考えさせる。










マザー・テレサの強い信念と深い愛情に気付くことができる。(発言・観察)
【職業理解能力】




マザー・テレサの考えに触れることで、深い人間理解の態度に気付くことができる。(発言・観察)
【職業認識能力】
指導案【PDF】

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最終更新日: 2009-03-24