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将来を見据える子どもが育つ!キャリア教育のすゝめ

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学習指導案    中学校第2学年 道徳の時間
1 主題名
 適切な言動 2−(1)
2 資料名
「言い方ひとつで気持ちもなごむ」( 『みんなで生き方を考える道徳A』日本標準 平成20年度版 より)
「うかつあやまり」「傘かしげ」(「"いき≠ネ江戸しぐさ」『中学校 道徳の学習2』 秀学社 平成21年度版 より抜粋)
3 本時で重点を置いたキャリア諸能力
領 域 能 力 本時
人間関係形成能力 自他の理解能力  
コミュニケーション能力
情報活用能力 情報収集・探索能力  
職業理解能力  
将来設計能力 役割把握・認識能力  
計画実行能力  
意思決定能力 選択能力  
課題解決能力  
4 大単元における位置付け
 総合的な学習の時間「事前学習」の中で、適切な言動の学習をする時期に本時を設定することで、より効果的に道徳的実践力を高めることができると考えた。さらに、「職場体験」の中でより確かな道徳的実践がなされることへとつながり、道徳性が高まると考える。
5 本時のねらい
 ・ 礼儀の意義を理解し、日常生活の中で適切な言動を取ろうとする態度を育てる。
6 展開

学習活動 主な発問等 指導上の留意点 評価(方法)
【キャリア諸能力】






























1 日常生活でのあいさつについて振り返る。

2 2つの新聞の投稿記事を読んで話し合う。
(1) 片方の新聞の投稿記事を黙読する。その後、感想を書き、発表する。







(2) もう片方の投稿記事を読み、2人の男性の気持ちを考える。










3 教師の話を聞く。
○ 今朝学校にきてどんなあいさつをしましたか。



○ どんな内容が書いてあったのかを想像しながら、友達の発表を聞きましょう。






○ どうしてAの男性はお店の人に「ありがとう」と言うのでしょう。



○ カバンを落として「ごめん」も言わなかったBの男性が、女子高生が降りるとき、「テスト頑張ってください」と声を掛けたのはどうした気持ちからでしょうか。
○ 江戸時代の人たちはどのようにして争い事を避けてきたのかを話します。
・ 実際にやったようなあいさつをさせる(動作化)ことで、臨場感をもたせる。


・ 教室を真ん中から2つに分け、片方には読売新聞、もう片方には朝日新聞の投稿記事を黙読させる。
・ 自分が読んでいない方の投稿記事には何が書いてあるのかを想像させながら、友達の発表を聞かせる。
・ 恥ずかしさから言えないという生徒の気持ちを大事にしながらも、だれもあいさつをしなくなった社会とはどんな社会になるのかを想像させる。
・ 他に返ってくる言葉としてどんな言葉があるかを考え、女子高生の言葉との違いに気付かせる。



・ 「江戸しぐさ」の中の「うかつあやまり」「傘かしげ」を紹介し、だれもが気持ちよく過ごせるようにしたいという意欲をもたせる。










友達の意見をしっかりと聞くことができる。(観察)
【コミュニケーション能力】








女子高生の率直で嫌味のない言葉遣いが、男性にあいさつの言葉を言わせたことに気付くことができる。(発表・観察)
【コミュニケーション能力】
指導案【PDF】

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最終更新日: 2009-03-24