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どのように取り組む?中学校技術・家庭科、高等学校家庭科における「食育」指導

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 ○ 題材名 「健康で安全な食生活のために」(第3・4時)


本時の学習指導
(1) 本時の目標
 

○これまでの学習で得た知識・技術を基に、家庭で実践することができる。
  ○自分の実践をまとめ、食の安全と栄養の面から説明ができる。

   
(2) 本時の評価基準
 

(A)十分満足   (B)おおむね満足
【関心・意欲・態度】
これからの食生活について、自分にできることを考えようとしている。(B)
これからの食生活について、健康で安全な食の視点で自分にできることを考えようとしている。(A)
 【思考・判断】
イ)友達の弁当についてアドバイスができる。(B)
  友達の弁当について、食の安全と栄養の面から適切にアドバイスができる。(A)
【技能・表現】
ア)家庭において、弁当をつくることができる。(B)
  家庭において、安全と栄養に配慮した弁当をつくることができる。(A)
イ)手作り弁当について、資料を作成し、説明ができる。(B)
  手作り弁当について、安全と栄養の面から具体的に論点をまとめて資料を作成し、説明ができる。(A)

     
(3) 展開
  過程 学習活動 指導と支援 評価の方法
導入


1 本時の学習課題を確認する。

自分の弁当についてまとめ発表しよう

 


○手作り弁当を机上に出させて,取り組みについて簡単に確認する。
本時の流れを簡単に説明して、学習の見通しをもたせる。


【技能・表現(ア)】
<ワークシート>

展開


2 資料を作成し、実践を振り返る。
(1)テーマ設定の理由と工夫点
(2)弁当のネーミング
(3)栄養的なバランスチェック
(4)食材チェック
(5)自己評価と実践の感想


3 グループ発表をする。


4 全体発表をする。


○栄養に関しては、食品群別摂取量を記入させ、栄養的なバランスをチェックさせる。食品の概量については、具体例を基に、資料集*1の活用の仕方を示す。
○食材に関しては、持参させた表示を@県産A国産B輸入品に分けさせ確認させる。






○ワークシートを使って、自分の弁当のアピール点などを、要領よく説明させる。
○友達の作った弁当に対して、ワークシートにアドバイスを記入させる。
○グループの代表者を決め、発表をまとめさせる。


○全体発表には、実物投影機を使わせて、説明させる。
○今後の食生活に生かせることを見付けながら発表を聞くように伝える。
○生徒の取り組みについて、アドバイスをする。

 

 

【技能・表現(イ)】
 <ワークシート>













 【思考・判断(イ)】
<ワークシート>




5 本時を振り返ってまとめる。


○今回の取り組みを応用できるように、家族の献立の作成ポイントを確認する。*2
○授業の感想を書かせ、自分にできることを考えさせる。




○学校で学習したことを家庭で実践することで、学習を定着させ、深めるように助言し、今後につなげるよう意識付ける。*2

 



【関心・意欲・態度】
<ワークシート>

 


*1 「高校生のための生活学改訂版 家庭科資料と食品成分表」(大修館書店) を参考にさせる。
*2 プレゼンテーション資料「これからの実践に向けて」を作成したが、画像の著作権の関係でここでは掲載し

     ていない。

   

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最終更新日: 2009-03-25