本時の目標
論の展開を踏まえて,現代における自然と人間のかかわりをとらえられるようにする。

指導の実際(3/5時)
学習活動 指導と評価




前時を振り返り,活動のやり方を確認する。
 
(班ごとの席に着いておく。)
本時の説明をし,構造マップの仕組みと,最終的にできあがる形を示すことで,話し合いへのスムーズな取り掛かりを図る。




11〜18段落相互の関係を整理し,筆者の主張する「自然」についてまとめる。










         構造マップA


ABグループから1班ずつ発表する。
前時に配付したワークシートを参考にさせる。

班をA[11〜13段担当]B[14〜17段担当]のグループに分けて,担当箇所をまとめ(学習活動@),発表で説明をどのように行うかまで話し合う(学習活動A)ことを指示する。
学習活動@Aを同時に行わせず,学習活動@で言葉同士の関係を十分に検討させる。

「第二次自然」「現実の自然」が具体的に何を指すのかも班内でまとめさせる。

作成中に,論のつながりが分からない点や疑問に思う点が出た場合は,メモにし,マップの中に表示させる。

言葉同士の関係を矢印・枠囲みなどを使い整理させ,相互の関係やそれぞれの段落で説明されているポイント,補足する言葉をカードに記入させる。話し合いを通して,カードを移動,修正,作り直させる。
→まとまればワークシート上に固定させる。


2時間目で押さえた流れと明らかに違う方向に進んでいる班に対しては,押さえるべき本文の箇所を助言する。

A[11〜13段担当]B[14〜18段担当]のグループの中から,それぞれ筆者の論の展開と主張について説明させる。
スキャナーで発表班のワークシートを取り込み,プロジェクターに投影した図を基に説明させる。

発表しなかった班にコメント(補足・講評)をさせる。
必ず肯定的評価を最初に述べさせる。
イ* 自然に関する言葉を,関係付けて構造マップにしている。
【発表,ワークシート】

終末
今回の範囲の筆者の主張と論の流れを振り返る。
発表で言及されなかった点があれば,補足・指導する。
各班からあげられた疑問点をある程度まとめて取り上げる。
 

上へ  前へ 次へ  単元説明に