生きて働く言語能力を育てる「国語科学習指導の具体策」を提案します!

 授業展開案3  単元名「視野を広げて書こう」 6/9時の本時案
本時の指導 
指導目標
  脚本を書くことを通して、伝えたい情報を相手に伝えるために効果的な表現の工夫を意識させる。
本時の展開
過程
学習内容及び学習活動
教材・資料
指導上の留意点
評価規準と評価方法
◆Cの状況にある
生徒へ
の手立て



学習計画表を確認し、本時の目標を知る。
効果的な表現の工夫を意識して、小説を脚本化しよう
学習計画表


前時の学習内容を想起させ、本時の目標と学習の流れを確認させる。
 
















登場人物の心情や情景描写をト書き(場面の状況、人物の動きなどを指定するもの)として書き換える。
@ 登場人物の行動や心情についての描写を基に、主なせりふの前後の場面の状況や人物の動きなどをト書きとして書く。
A 一人称で書かれているために表現されていない、主人公以外の登場人物の心情についてはワークシートBの記述を基に、せりふやナレーション(心の声)として付け加える。
B もとの小説の設定に合っているかを確かめ、合っていなければ書き直す。
   
ワークシート
C

付せん
ワークシート
@

補助資料
















1/9時にモデル学習で行った脚本の例や補助資料を参考にして、自分なりにト書きを書くことができるよう、個別に指示をする。
 
生徒の様子を見て、作業が進まないようであれば、周囲の生徒と意見交流をさせてみる。
   
進度の速い生徒には、更に付け加えることのできる部分がないかを考えるように促す。
   
イ−1
伝えたい場面の情景や登場人物の心情を、分かりやすい表現で書くことができている。
【ワークシートC・D、付せんの記述】
【書き直しの内容】
◆補助資料などを使って、まとめ方の例を具体的に提示する。
ウ−1
文章中の語彙に関心をもち、その特徴を生かしながら書き換えることができている。
【ワークシートC・D、付せんの記述】
【付せんへの記述】
◆分かりやすい文例を示したり、友達の表現を参考にしたりするよう指示する。



本時の振り返りをし、自己評価をする。
次時の見通しをもつ。
 
学習計画表


本時の学習を振り返らせ、学習計画表に記入させる。



次時は効果的な表現の工夫を意識しながら、脚本を完成させることを知らせる。
 

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学習計画表は、単元を通して同じものを使用しています。また、同一番号のワークシートはすべて同じ内容です。