生きて働く言語能力を育てる「国語科学習指導の具体策」を提案します!

 授業展開案3  単元名「視野を広げて書こう」 5/9時の本時案
本時の指導 
指導目標
  整理、編集した情報を目的に応じて書きかえて、脚本を書かせる。
本時の展開
過程
学習内容及び学習活動
教材・資料
指導上の留意点
評価規準と評価方法
◆Cの状況にある
生徒へ
の手立て



学習計画表を確認し、本時の目標を知る。
整理、編集した情報を目的に応じて書きかえる
学習計画表


前時の学習内容を想起させ、本時の目標と学習の流れを確認させる。
 
















脚本化する場面として選んだ部分について読み返し、脚本化するのに必要な情報を整理する。
@ 登場人物を把握する。
A 主な台詞に印を付ける。
B 情景の描写と行動の描写を色分けする。
整理した情報を脚本の書式に合わせて書き換える。
整理した情報のうち、主な台詞を確定する。
一人称で書かれていために「 」付きの会話文として表現されていない部分も、せりふとして抜き出す。
場面の設定を変えずに書くために、つながりのよい台詞になるよう書く。
一人称で書かれているために表現されていない、主人公以外の登場人物の心情については、台詞や文章中の描写を根拠にして想像し、書き出してみる。
ワークシート
BA
B
蛍光ペン







ワークシート
BA・B
付せん
ワークシート@
補助資料


2/9時に確認をした、「脚本を書く手順」を想起させて、必要な情報をワークシートに整理させる。
自分が文章を書く際の参考になる表現の工夫や構成の特徴に気付くよう助言する。
主な台詞を確定するために、台詞を付せんに書き出し、書いた付せんはワークシートCに話の展開どおりにはらせておく。
場面の設定上、付け加える必要のあるせりふは後で挿入するよう指示する。
台詞は日常会話で、話し言葉なので、書き言葉と話し言葉の違いについても必要があれば触れておく。
既習事項ではあるが、補足が必要な場合は、教科書等の資料を参照させる。
・東京書籍「新しい国語1」P18
・光村図書「国語1」P26
イ−1
相手に伝えたい情報を集め、目的に応じた書き方で書きかえることができている。
【付せんへの記述】
【ワークシートBの記述】
◆ワークシート@や補助資料を活用するように指示し、項目ごとに具体的なアドバイスをする。



本時の振り返りをし、自己評価をする。
次時の見通しをもつ。
 
学習計画表


本時の学習を振り返らせ、学習計画表に記入させる。



次時は台詞の流れに沿ってト書きを書くことを知らせる。
 

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学習計画表は、単元を通して同じものを使用しています。また、同一番号のワークシートはすべて同じ内容です。