意識調査の結果はこちらから
学校で子どもたちが安心して過ごすために
集団の状態に応じた支援の在り方を探る
平成19年度 佐賀県教育センター プロジェクト研究 人間関係づくり研究委員会



意識調査について
 「がばいシート」作成のためにまず・・・
 子どもたちが学校(クラス及び部活動)で安心できると感じるのは,具体的にはどのような状況や場面であるのかを把握するために,「安心できる人間関係づくりに関する意識調査」を実施しました。

  (1) 調査時期

     ・H.19年7月
  (2) 調査対象
     ・県内の小学校10校の2年生の児童(299名)
                    5年生の児童(317名)
     ・県内の中学校10校の2年生の生徒(311名)
     ・県立高校8校の2年生の生徒(296名)

  (3) 調査内容
@  クラスについて
居心地のよいクラスの雰囲気について(リレーショ
ン“本音の交流”,ルール)
友達にしてもらってうれしいこと
好きな(安心できる)友達
クラスにいてよかったと思うこと(所属感)
クラスの中で認められていると思うこと(承認感)
授業が楽しいと感じるとき
授業中,意欲的なときの様子について
先生にしてもらってうれしいこと(触れ合い・コミュニ
ケーション,信頼・尊敬)
自由記述(クラスにいてつらいこと,友達にされて嫌なこと,面白くない授業,先生にされて嫌なこと)
A  部活動について
望んでいる部の雰囲気について
先輩に望むこと
同学年の部員に望むこと
部に入ってよかったと思うとき(所属感・承認感)
   
部活動が楽しいと感じるとき
顧問の先生に望むこと
自由記述(部活動で嫌なこと,つらいこと)

     意識調査のアンケート用紙はこちらから






 (4) 意識調査のまとめ     
  意識調査の結果,各学年に共通するものと,発達段階に伴って,違いが見られるものとが,明らかになりました。
  例えば,居心地のよいクラスの雰囲気につい ては,どの校種も,笑い声のあるクラスを求めています。また,安心できる友達についても,約束や秘密を守ってくれることを望んでいます。
  一方で,クラスで認められていると思うことは小学校高学年以上になると,先生からほめられることより,友達に頼りにされる,認められることの方が増えています。
  また,授業について,先生にしてもらってうれしいことについても,校種ごとに特徴が見られま した。
  詳しくは,各調査結果を御覧ください。