学校で子どもたちが安心して過ごすために
集団の状態に応じた支援の在り方を探る
平成19年度 佐賀県教育センター プロジェクト研究 人間関係づくり研究委員会

中学2年生の調査結果(部活動について)
部の雰囲気について
(グラフ1の結果から)

  どんな部を望んでいるかについては,「部員の仲がよい部」「まとまりのある(チームワークのよい)部」の2つの項目が,他の項目と比べ圧倒的に高くなっています。
部員との関係について
(グラフ2,3の結果から)

  部員との関係において,先輩に対して望むことは,「失敗したときに,温かく声を掛けてほしい」「指導や助言をしてほしい」「他の部員と公平に接してほしい」など,接し方についての項目が高くなっています。
  また,同学年の部員とは,「教え合ったり,練習相手になったりする」や「休憩時間や活動後のおしゃべり」が高く,部活動を通してのかかわりとともに,その他の時間でのかかわりも楽しみにしていることがうかがえます。
自己存在感について
(グラフ4の結果から)

  部に入って良かったと思うときについては,「仲間と励まし合いながら頑張っているとき」が5割近くで高く,その他,「先生や部員から励ましや認められる声かけをされたとき」「仲間から応援してもらったとき」など,他の部員とのかかわり合いの中に,喜びを感じていることがうかがえます。
活動への意欲について
(グラフ5の結果から)

  部活動が楽しいと感じるのは,「得意なことをしているとき」「目標をもって活動しているとき」「できなかったことができるようになったとき」など,部活動の内容において,技術の上達や自己成長につながるものが高くなっています。
顧問との関係について
(グラフ6の結果から)

  部の顧問に望むことは,「分かりやすく教えてくれる」がもっとも高く,「個性やがんばりを認めてくれる」も5割近くとなっています。
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