![]() 集団の状態に応じた支援の在り方を探る 平成19年度 佐賀県教育センター プロジェクト研究 人間関係づくり研究委員会 |
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![]() (グラフ1,2の結果から) 居心地のよいクラスとして,リレーションの面では,だれとでも気軽に話せる」「行事などで盛り上がる」などが半数を超えています。上位4つの項目は,中学生と同じとなっています。 また,ルールに関する面では,「だれかが悲しむ言動がない」が6割近くを占め,多くなっています。この項目に関係する自由記述として,「友達にされて嫌なこと」という質問に対しては,半数近くの生徒が,「悪口」「陰口」をあげていました。 |
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![]() (グラフ3,4の結果から) 友達に望んでいることに関しては,高校生の特徴として,「話を聞いてくれる・相談にのってくれる」「困ったときに助けてくれる」が5割を超え,上位2項目になっています。 また,安心できる友達としては,7割近くが「何でも話せる人」をあげており,「約束や秘密を守ってくれる人」「何でも話せる人」がそれぞれ半数であった中学生と比べて,特徴的な所です。 |
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![]() (グラフ5,6の結果から) このクラスでよかったと思うときは,「友達と一緒に遊ぶとき」が5割を超え最も多くなっており,他の学年と共通しています。また,「行事などにみんなで取り組んでやり遂げたとき」も多くなっています。 また,認められている,役に立っていると思うときは,「ありがとう」という感謝の言葉掛けがあったときが,多くなっています。 |
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![]() (グラフ7,8の結果から) 楽しいと感じる授業としては,「興味がもてる授業」が7割近くを占め,圧倒的に多いのが特徴的です。また,意欲的に取り組めているときの様子としては,「ノートに書く」「印をつける」「友達にたずねる」が5割を超え,上位3項目になっています。このことは,中学生の結果と共通しています。先生よりも友達に尋ねるということが,中学生よりもさらに増えています。 |
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![]() (グラフ9,10について) 先生との触れ合い,コミュニケーションの面では,中学生と同じように,「冗談を言って笑わせてくれる」「困ったときに助けてくれる」が5割程度を占めています。信頼・尊敬の面では,「ひいきせず平等に接してほしい」が5割近くを占め最も多くなっています。また,「話をするとき,短く分かりやすくまとめてほしい」と回答した生徒も4割以上で,このことは高校生の特徴と言えます。先生にされていやなことについての自由記述の内容では,「平等に接してもらっていない」「傷つくような言動(命令的,無視,暴言)」が4割以上を占めていました。 |
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