人の生き方から学び、自己の生き方を探る道徳の時間を提案します。 |
平成24年度 佐賀県教育センター個別実践研究 中学校道徳教育研究委員会 |
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生徒たちは、身近な大人をモデルにしたり、先人の生き方を記した伝記や、マスメディアを通じて知ることのできる、生きる指針となる人物の生き方に影響を受けたりしながら、夢や目標を抱くことが多くあります。 平成20年9月に示された学習指導要領解説道徳編では、中学校段階の道徳性の発達の出発点となる自己の探求について、「中学生の自己探求の過程において大きな役割を果たすのは、かれらの夢や理想である」とあり、中学生の時期に描く夢や目標が、その後の人生に大きな意味をもつことを理解させることが大切になります。また、学習指導要領の改善点の1つに、教材の開発や活用に関して「生徒が感動を覚えるような魅力的な教材」と具体的に例示され、多様な教材を生かした創意工夫ある指導を行うことが一層重視されました。 そこで、本研究では、夢や目標の実現に向けて努力することの大切さを実感させる道徳の時間を目指すため、生きる指針となる人物の生き方から、人間のもつ可能性や素晴らしさ、弱さやそれを克服する強さを学ぶことができるように、有効な伝記資料の開発について研究します。そして、その学びを自分の生き方につなげることができるように、資料の人物と自分自身を重ね合わせて考えさせるための手立てを取った道徳の時間の在り方について提案します。 |
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