導
入 |
1 音遊びをする。
2 「メリーさんの羊」をソプラノリコーダーで演奏し、前時の学習を想起する。
3 本時のめあてを確認する。
|
○リズム模倣やソプラノリコーダーによるソ・ラ・シ・ド・レの5音を使った簡単な旋律模奏、旋律即興演奏をさせる。
○教師がソプラノリコーダーで、簡単な旋律を演奏して、3枚のどの楽譜か当てるクイズをする。順番を入れ替えて全部演奏し、なぜその楽譜を選んだのか理由を言わせ、旋律の上行、下行や音符の長さの違いなどの特徴に気付かせる。
例1
  
T:なぜ、それをえらびましたか?
予想される児童の反応例 |
・音がだんだん下がっていったからです。
・3つとも同じ音だったからです。
・音が下がったり上がったりしたからです。
|
例2
  
T:なぜ、それをえらびましたか?
予想される児童の反応例 |
・「レ」の音が3回タンタンタンとなったからです。
・旋律のリズムがタタタタタンウンとなっていたからです。
・音が2回なって、長い音と短い音がなっていたからです。
|
○イントロクイズとして、「メリーさんの羊」のはじめの1小節目を教師がリコーダーで演奏し、曲名を当てさせてから演奏させる。
○黒板の「メリーさんの羊」の拡大譜の旋律を見て気付いたことを発表させ、1、2小節の旋律と5、6小節の旋律が同じであったことや、ソ・ラ・シ・レの4音で構成されていたこと、付点のリズムがあったことなどを想起させる。
○〔共通事項〕カードの「反復」「せんりつ」を提示し、「メリーさんの羊」の曲の音楽の仕組みを参考にしながら、旋律を工夫して、グループの友だちと協力して曲づくりをすることを確認させる。
|
|
展
開 |
4 曲をつくる手順や留意点を理解する。
5 グループで曲をつくる。
(1)曲名を決める。
(2)はじめの2小節をつくる。
(3)反復を生かした構成を考えて、のこりの旋律をつくる。
(4)曲を完成させる。
|
○曲をつくる手順や留意点について、視覚的に理解できるように手順を書いた学習カードを提示する。
○音高については、ソプラノリコーダーで確認しながら進めるように指示する。
○イメージする生きものの特徴を考えて曲名を話し合わせる。
○ソ・ラ・シ・ド・レの5音を使って旋律をつくることを確認する。
○「メリーさんのひつじ」の構成を参考に、はじめにつくった1、2小節を生かして「反復」させる構成を考えさせる。
○最後の小節は、「メリーさんのひつじ」と同じく、「ソ」で終わらせることを確認し、反復の部分と最後の小節が構成できたら、残りの3小節をつくらせる。
◆進んでいないグループには、反復の構成ができているグループの例を紹介し、参考にさせる。

○作曲シートに、2小節ごとにつくった楽譜を構成して貼らせ、完成させる。
○できたグループは、階名で歌ったりリコーダーで演奏したりして、試行錯誤しながらよりよい表現に修正してよいことを確認する。
|


ワークシートを基に、グループで旋律をつくっているところ
・反復を生かし、音を音楽に構成することに興味・関心をもち、思いや意図をもって音楽をつくる活動に進んで取り組もうとしている。
(関ーC)【行動の観察】
おおむね満足(B)と判断する目安
・反復に気付いて、思いや意図をもって音楽をつくる活動に取り組んでいる。 |
|