生きて働く言語能力を育てる「国語科学習指導の具体策」を提案します!

 授業展開案4  単元名「思考力や想像力を働かせて読む」 6/9時の本時案
本時の指導 
指導目標
  ちょうをつぶしたときの「僕」の心情を読み取らせる。
本時の展開
過程
学習内容及び学習活動
教材・資料
指導上の留意点
評価規準と評価方法
◆Cの状況にある
生徒へ
の手立て



本時の目標を確認する。

「エーミール」の家で話した時の、「僕」と「エーミール」の心情を確認する。
ちょうをつぶしたときの「僕」の心情を読み取ろう。
学習計画・自己評価表
本単元、本時の目標について確認させる。
 
















Wの場面の最後の段落で、「僕」がちょうを一つ一つ取り出して押しつぶす情景を確認する。
   
Wの場面の最後の段落の部分から読み取れる「僕」の心情を考える。
(1) 個人で、ワークシートのふきだしに「僕」の心情を考えて書く。
(2) グループで、「僕」の心情について交流する。
(3) グループで話し合ったことを発表する。
   
Tの場面(現在の場面)に戻り、客の思い出重ね合わせる。
ワークシート
C

「エーミール」のところから帰った後の描写に注目させ、場面を想像させる。
〔注目させたい描写〕
母の様子
遅い時間、闇の中
「一つ一つ取り出し、指で粉々に押しつぶしてしまった。」
   
   
「一度起きたことは、もう償いのできないものだということを悟った」後の少年の行動であることを確認し、その行動に込められた「僕」の心情を考えさせる。
Wの場面の記述から分かる「僕」の心情について意見を交流させることで考えを広げさせ,過去の場面から読み取れることをまとめさせておく。
   
Tの場面(現在の場面)を振り返り、客が話した思い出であることを確認させて、表現の特徴や工夫に気付かせる。
〔表現の特徴や工夫の例〕
現在→過去
言葉の対応
心情を表す色や情景










イ−1 
文章の記述を根拠として、登場人物の心情を自分の言葉で表している。
【ワークシートCの記述】
◆注目させたい描写から考えられる心情について、具体例を挙げて説明する。




本時の振り返りをし、自己評価をする。
次時の見通しをもつ。
 
学習計画・自己評価表





本時の学習内容を振り返らせ、学習計画・自己評価表に記入させる。
文章の特徴や構成について考えることを告げる。
 

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学習計画表は、単元を通して同じものを使用しています。また、同一番号のワークシートはすべて同じ内容です。