生きて働く言語能力を育てる「国語科学習指導の具体策」を提案します!

 授業展開案4  単元名「思考力や想像力を働かせて読もう」 3/9時の本時案
本時の指導 
指導目標
  「僕」と「エーミール」の人物像を読み取らせる。
本時の展開
過程
学習内容及び学習活動
教材・資料
指導上の留意点
評価規準と評価方法
◆Cの状況にある
生徒へ
の手立て



本時の目標を確認する。

本時に学習する場面を確認する。
「僕」と「エーミール」の人物像を読み取ろう。
学習計画・自己評価表
本単元、本時の目標について確認させる。
本時から過去の場面を読み取ることを確認する。
 
















Uの場面の内容を読み取る。
(1) 「僕」のちょう集めの様子が書かれている部分に蛍光ペンで線を引く。
(2) 蛍光ペンで印を付けた部分を根拠にして、「僕」の人物像をとらえる。
   
(3) 「エーミール」に関することが書かれている部分に蛍光ペンで線を引く。
(4) 印を付けた部分を根拠にして、エーミールの人物像を考える。
   
   
(5) 「僕」は「エーミール」に対してどのような感情をもっていたか考える。



ワークシート
A

蛍光ペン
   
印を付けたところを発表させ、全員で印を付けた場所について確認する。
印を付けた記述を手掛かりにして、ちょう集めに夢中だった「僕」の様子をとらえさせ、その様子から「僕」がどんな少年だったかを考えさせる。
   
印を付けたところを発表させ、全員で印を付けた場所について確認する。
蛍光ペンで印を付けた記述を手掛かりにして、「エーミール」の人物像をとらえさせるようにする。
〔手がかりとなる記述〕
模範少年
こっぴどい批評家
非の打ちどころがない
手掛かりとなる記述は、「僕」の視点から書かれたものであることを押さえおく。
   
「僕」の「エーミール」に対する気持ちをとらえさせる。
〔手がかりとなる記述〕
ねたみ、嘆賞しながら彼を憎んでいた。
イ−1 
人物の言動の描写から、僕やエーミールの人物像をとらえている。
【ワークシートAの記述】
◆自分の言葉で書けない場合は,文章中の言葉を使って人物像や心情をまとめるよう指示する。




本時の振り返りをし、自己評価をする。
次時の見通しをもつ。
 
学習計画・自己評価表





本時の学習内容を振り返らせ、学習計画・自己評価表に記入させる。
「僕」がクジャクヤママユを盗んだときの気持ちを考えることを告げる。
 

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学習計画表は、単元を通して同じものを使用しています。また、同一番号のワークシートはすべて同じ内容です。