生きて働く言語能力を育てる「国語科学習指導の具体策」を提案します!

 授業展開案4  単元名「思考力や想像力を働かせて読む」 2/9時の本時案
本時の指導 
指導目標
  現在の「客」の心情を、記述を根拠にして読み取らせる。
本時の展開
過程
学習内容及び学習活動
教材・資料
指導上の留意点
評価規準と評価方法
◆Cの状況にある
生徒へ
の手立て



本時の目標を確認する。

前時の学習内容を想起する。
「客」の心情を読み取ろう。
学習計画・自己評価表
本単元、本時の目標について確認させる。
ワークシートに記入した初発の感想を手掛かりにして、おおまかな内容を確認させる。
 
















登場人物のおおまかな人物像や関係をとらえる。

   
本文をT〜Wの4つの場面に分ける。 
   
Tの場面の内容を読み取る。
(1) 「客」の幼年時代の思い出に関する記述に蛍光ペンで線を引く。
(2) 「客」は、現在、幼年時代の思い出についてどう思っているか考える。
     
(3) なぜ、思い出を語ろうと思ったのか考える。
     
   
(4) (3)について班で話し合い、意見をまとめて発表する。



















ワークシート
@

「僕」「エーミール」について年齢や夢中になったこと、現在の「客」が過去の「僕」であることを押さえる。
   
時間、出来事に着目させ、全体を4つの場面に分けさせる。
  〔光村図書〕
T…P154 3行目〜P156 12行目
U…P156 13行目〜P159 17行目
V…P160 1行目〜P163 10行目
W…P163 11行目〜P166 16行目

  〔東京書籍〕
T…P122 1行目〜 P124 11行目
U…P124 12行目〜P127 7行目V…P127 8行目〜 P131 6行目W…P131 7行目〜 P133 15行目
   
印を付けたところを発表させ、全員で印を付けた場所について確認する。
印を付けた記述を手がかりにして、ワークシートに自分の言葉で書かせる。
〔手がかりとなる記述〕
熱情的なちょうの収集家
けがす
恥ずかしい
(2)でまとめた考えと「客」の気持ちの変化が分かる記述を手がかりにさせる。
〔手がかりとなる記述〕
薄暗い夕方、静けさ
同じ趣味の友人
   




















イ−1 
文章の描写や登場人物の言動の記述から、「客」の心情を理解している。
【ワークシート@の記述】
◆客のセリフに注目させ、その中から思い出に関係する言葉を探させる。





本時の振り返りをし、自己評価をする。
次時の見通しをもつ。
 
学習計画・自己評価表





本時の学習内容を振り返らせ、学習計画・自己評価表に記入させる。
「僕」と「エーミール」の人物像を読み取ることを告げる。
 

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学習計画表は、単元を通して同じものを使用しています。また、同一番号のワークシートはすべて同じ内容です。