生きて働く言語能力を育てる「国語科学習指導の具体策」を提案します!

 授業展開案3  単元名「視野を広げて書こう」 4/9時の本時案
本時の指導 
指導目標
  作成する資料の目的や意図に応じて、集めた情報を、整理、編集できるようにする。
本時の展開
過程
学習内容及び学習活動
教材・資料
指導上の留意点
評価規準と評価方法
◆Cの状況にある
生徒へ
の手立て



学習計画表を確認し、本時の目標を知る。
目的や意図に応じて情報を整理、編集しよう
学習計画表


前時の学習内容を想起させ、本時の目標と学習の流れを確認させる。
 
















本文の情報を場面ごとに整理する。
(1) 前時に、時間の流れに着目して分けた場面を確認する。
  第一章(現在)
  第二章(過去)
(2) 第一章(現在)、第二章(過去)で、章ごとに出来事を整理する。
  起こる出来事を時系列で整理して場面の移り変わりを把握する。
  語り手(視点となる人物)が誰かを把握し、その人物の行動と心情をワークシートに整理する。
   
整理した場面の中から、脚本化に適した部分を選ぶ。
〔選ぶ基準〕
@ 事件が起こっている。
A 登場人物が複数いる。
B 人物描写や情景描写が多い。
ワークシート
A

蛍光ペン

   
語り手(視点となる人物)に起きた出来事を中心に、話の展開を理解して、脚本化に適した場面がどこかを考えるように促す。
   
〔選ぶ基準〕を参考にして脚本化に適した場面を学級で絞る。
学級で絞り込んだ場面のうち、自分が脚本化してみたいと思う場面を選択させる。
本教材では二つの場面がその基準に該当する。


イ−1
集めた情報を目的に応じて整理することができている。
【ワークシートAの記述】
◆整理する項目のはっきり分かるワークシートを使用し、細かく指示と助言をする。
ウ−1
「少年の日の思い出」の文章の中の特徴的な言葉に関心をもって、抜き出すことができている。
【ワークシートAの記述】
◆具体的に例示をしたり、友達と意見交換をするよう促したりする。




本時の振り返りをし、自己評価をする。
次時の見通しをもつ。
 
学習計画表


本時の学習を振り返らせ、学習計画表に記入させる。



次時は、選んだ部分の書きかえを行うことを知らせる。
 

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学習計画表は、単元を通して同じものを使用しています。また、同一番号のワークシートはすべて同じ内容です。