生きて働く言語能力を育てる「国語科教育の具体策」を提案します!

 授業展開案2  単元名「文章の構成や論理の展開をとらえよう」 3/6時の本時案
本時の指導 
指導目標
  文章と図表との関連とその効果について考えさせる。
本時の展開
過程
学習内容及び学習活動
教材・資料
指導上の留意点
評価規準と評価方法
◆Cの状況にある
生徒へ
の手立て








前時の学習内容を想起する。

本時の学習目標を知り、学習の見通しをもつ。

文章と図表との関連と、その効果について考えよう。
学習計画・自己評価表




序論・結論を要約したことを思い出させる。
本単元の目標について確認させる。
学習計画・自己評価表を用いて、本単元の学習活動の流れについて見通しをもたせる。






































本論を読む。 
(1)段落の役割を確認する。



(2)9、10段落の内容を図に
    示す。




(3)13〜16段落の例えの
    表現を表にまとめる。



筆者の意見に対する自分の意見を書く。
(1)前時にまとめた筆者の
    意見を再確認する。
(2)前時に学んだ文末表現
    を用いて意見を書く。
読解ワークシート
































5〜16段落の内容を読むことを知らせる。
接続語に着目して、本文の構成を整理させる。
 
自分が書いた図と教科書の図とを見比べさせる。図があることで、文章に書かれていることがわかりやすくなっていることに気付かせる。

ワークシートに記入させる。
例えの表現により、よりイメージがつかみやすくなることに気付かせる。

何かに対して意見を述べるときには、賛成か反対かの立場を取ることを知らせる。

文末を意識して自分の考えをまとめさせる。
活動が進まない生徒には、書き出しの例を示す。
【書き出しの例】
・賛成の場合
  「筆者の言うように…」
・反対の場合
  「筆者とは違い、私は…」





イ−3 
  9、10段落の内容を図に示すことができる。
【生徒の観察、読解ワークシートの記述】
◆矢印を用いて書くよう指示する。
  13〜16段落の比喩表現を表にまとめることができる。
【生徒の観察、読解ワークシートの記述 】
◆もともと表に提示してある言葉と同じものを本文中から探すようにさせる。













本時の振り返りをし、自己評価をする。




次時の見通しをもつ。
学習計画・自己評価表






本時の学習内容を振り返らせ、学習計画・自己評価表に記入させる。
自己課題が達成できたかどうか考えさせ、学習計画・自己評価表に記入させる。
次時は、表現の特徴をまとめ、級友と意見の交換をすることを告げる。

学習計画表は、単元を通して同じものを使用しています。また、同一番号のワークシートはすべて同じ内容です。