実践的研究への取組
授業実践の概要 | |
プロジェクト研究の1年次に当たる今年度は,研究テーマ及び目標を基に,3本の授業実践を行いました。内訳は小学校中学年・高学年そして中学校,それぞれ1本ずつです。 研究の概要の中でも触れているように,「道徳を通して培う情報モラル」の指導では,「情報ツールを使う中での,相手の立場に立ったコミュニケーション力」をはぐくむことが重要だと考えます。ここでは,従来の「道徳の時間」の指導における,「礼儀」や「友情・信頼」などの内容項目との関連に目を向け,コンピュータや携帯電話などの情報ツールを使った,メールや掲示板,チャットなどを主な題材にして,授業を構成しています。 2年次末には,合わせて10本の授業実践事例を紹介する予定です。 |
実践に向けて | |
「心を耕す時間」としての道徳の時間の大切さや,様々なコミュニケーショントラブルへの対応としての情報モラルの重要性は,言うまでもありません。 ここでは,いかにして「情報モラル」の指導において,「道徳の時間」という切り口から迫ることができるか,明日の授業にすぐ使えるような,実践的な研究を目指しています。 それぞれの授業実践のページでは,実践の記録を通して「情報モラル」をどのように扱うのかという,「授業スタイル」について提案します。また,それぞれのページでは,動画や静止画で実際の授業の様子を紹介しています。参考にしてください。 |
資料について | |
「授業スタイル」として,既存の指導資料を用いた指導事例に加え,「情報ツール」を直接取り扱った資料の開発も目指しています。事前・事後の情報ツールの体験活動や児童生徒のリテラシー(コンピュータスキル)とも関連しますので,実践事例をご覧になり,実態に合わせてご活用ください。 それぞれの授業実践のページの一番下に「学習指導案」と「資料」ファイルを用意しています。必要に応じてダウンロードしてください。 |