カレンダーを作ろう

単元名

カレンダーを作ろう(4時間) 【(3)情報の統合的な処理とコンピュータの活用 ア.コンピュータによる情報の統合】

単元について

文書処理ソフトウェアを使ってカレンダーを作成する。また、画像ファイルの取り込みや図形処理ソフトウェアの情報を統合させて、カレンダーを完成させる。

単元の目標

(1) 文字や画像等の情報が統合できることに関心をもち,カレンダーの作成に取り組もうとする。
(2) 情報機器やソフトウェアを適切に選択し,使い分けや組み合わせを考えることができる。
(3) 収集した文字や画像等の情報をディジタル化する技能を習得する。
(4) 周辺機器やソフトウェアを組み合わせることによって,多様な形態の情報を統合できることを理解し、また各ファイル形式の特徴を理解する。

単元の評価規準
  ア 関心・意欲・態度 イ 思考・判断 ウ 技能・表現 エ 知識・理解
内容のまとまりごとの評価規準 多様な形態の情報が統合できることに関心をもち,情報を統合的に扱うためにコンピュータの機能,周辺機器,ソフトウェアを組み合わせて活用しようとする。 収集する情報に応じた周辺機器やソフトウェアを適切に選択し,目的に応じて情報を統合するためにソフトウェアの使い分けや組み合わせを考える。 周辺機器やソフトウェアを用いて情報を収集し,収集した情報を目的に応じて統合的に処理する。 コンピュータの機能,周辺機器,ソフトウェアを組み合わせることによって多様な形態の情報が統合でき,目的に応じて処理し活用できることを理解している。
単元の評価規準 コンピュータの機能,周辺機器を組み合わせてカレンダー作成に取り組み,ソフトウェアを活用しようとする姿勢をもつ。 収集した情報を目的に応じて統合するために,ソフトウェアの組み合わせを考えることができる。また,的確な画像を挿入する。 文書処理ソフトウェア,図形処理ソフトウェアの基本的な操作ができる。また,画像等の情報をディジタル化してコンピュータに取り込んで表示することができる。 スキャナで取り込んだ画像やソフトウェア等の情報を組み合わせることによって,多様な形態の情報を統合できることを理解する。また,静止画像ファイルの種類と特徴を理解する。

本時の目標

(1) 文書処理ソフトのWordを使って,ページ設定ができる。
(2) 文書処理ソフトのWordを使って,表の挿入ができる。
(3) 文書処理ソフトのWordを使って,フォントサイズ,フォントの色を変更できる。

授業展開例 1限目 2限目 3限目 4限目
段階 学習活動 指導上の留意点 評価
導入
5分
Wordを立ち上げる。

ワープロソフトを使ってカレンダーを作成する。

カレンダー作成例(PDF)


   
展開
40分
ページ設定をする。 「ファイル」−「ページ設定」を選択させる。「印刷の向き」を横に設定させる。 (技能・表現)ページ設定ができる。〔評価方法,行動観察〕
表を挿入する。 「罫線」−「挿入」−「表」,列数を7,行数を6に設定させる。 (技能・表現)表の挿入ができる。〔評価方法,行動観察〕 
行の高さを変える。 「罫線」−「表のプロパティ」−「行」,高さを指定させる。
最上行に曜日,残りは日を入力する。    
「フォント」「フォントサイズ」「フォントの色」の変更をする。 レイアウトを考えながら,見やすいフォント、フォントサイズ、色を設定するよう指示する。 (技能・表現)フォントサイズ,フォントの色を変更できる。〔評価方法,行動観察・作品〕 
曜日の位置を変更する。 「罫線」−「表のプロパティ」−「セル」,垂直方向の配置を中央揃えに変更,センタリングをさせる。  
まとめ
5分
文書を保存する。    

カレンダー作成例