情報モラル

単元名

情報モラル(4時間) 【(4)情報機器の発達と生活の変化 イ.情報化の進展が生活に及ぼす影響】

単元について

  ここでは、身の回りの情報技術とそれらが生活に及ぼす影響を具体的に調べて、情報化の進展が生活を充実させ、
便利にしてきたことを認識させるとともに、それに伴い生じてきた問題について触れる。
テーマを決めて情報通信ネットワークや新聞などから情報を収集して、調べた結果を発表したり、それを基に討議した
りする学習を取り入れるようにする。
情報の収集や調べた結果の発表に当たっては、生徒に情報の信頼性や信憑性、著作権の尊重などを意識させることに配慮する。

単元の目標

(1) インターネット上に参加することに関心を持ち,使用できる。
(2) ネチケットを理解し,他人に迷惑をかけないように使用できる。
(3) 個人情報の漏洩について注意し,使用できる。
(4) メール,掲示板,チャット,オンラインショッピングでの注意点を理解できる。

単元の評価規準
  ア 関心・意欲・態度 イ 思考・判断 ウ 技能・表現 エ 知識・理解
内容のまとまりごとの評価規準 情報機器の発達とその仕組みや情報化の進展が生活に及ぼす影響に関心を持ち,情報や情報技術を生活に役立てて主体的に活用しようとする。 情報機器の発達の歴史と関連させて情報化の進展が生活に及ぼす影響について考えるとともに,情報を生活に役立て主体的に活用しようとする心構えについて考える。 情報機器の発達と生活の変化とのかかわりや,将来にわたって情報技術の活用能力を高めていくことの必要性について,情報通信ネットワークなどを活用して情報を収集し,その結果や検討内容を表現する。 情報機器の発達とその仕組みを理解するとともに,情報化の進展が生活に及ぼす影響や将来にわたって,情報技術の活用能力を高めていくことの必要性を理解している。
単元の評価規準 インターネット上での注意事項を理解した上で,インターネットを使用できる。 ネチケットを理解する。 個人情報漏洩に注意をする。 インターネットを使用する上で個人情報の漏洩または他人の誹謗中傷等注意することを理解する。

本時の目標

(1) 情報通信機器を介して様々な犯罪やトラブルが起きていることを理解し、情報モラルやマナーについて考える。
(2) 「メール」「掲示板」「チャット」「オンラインショッピング」においてどういうことに気を付けなければならないか十分
   に考え、自分の意見を持つ。
(3) 「メール」「掲示板」「チャット」は、面と向かって言えないことも気軽に伝えることができるという一面があることや
   とても早く広い範囲に情報が伝わることを理解し、情報の発信に際しては、責任を持つ必要があることを知る。
 

授業展開例 1限目 2限目 3限目 4限目
段階 学習内容 指導上の留意点 評価
導入
3分
1.情報化社会において,様々な犯罪等が起きていることを理解し,モラルやマナーを考える。 1.最近起きた事件の例を題材にモラルとマナーについて,考えさせていく。  
展開
40分
2.「メール」「掲示板」「チャット」「オンラインショッピング」について,気をつけている事柄を入力し,プリントアウトする。 2.「メール」「掲示板」「チャット」「オンラインショッピング」をしたことがない生徒には,その旨を記入させ,プリントアウトさせる。 (関心・意欲・態度)
情報モラル(ネチケット)について自分から進んでまとめたり、確認したりしようとする。

(知識・理解)
情報モラル(ネチケット)について基礎的・基本的な知識を理解している。

  
3.Web ページ”NET MANNER GUIDE”を開いて,「メール」「掲示板」「チャット」の項の注意すべきことをまとめる。 3.アドレスを直接入力させる。http://ark.kdn.gr.jp/manner/
まとめ
2分
4.プリントを提出する。