思いや意図をもって音楽表現する児童を育む歌唱の授業を提案します!!
授業展開案 7/8
(1)本時の指導目標
  「この星に生まれて」のBの部分をグループの友達と歌って試しながら、表現を工夫し、思いや意図をもって歌唱表現することができるようにする。
(2)評価規準
  歌詞の内容、曲想などを生かした表現を工夫し、どのように歌うかについて自分の考えや願い、意図をもっている。
                                                     (音楽表現の創意工夫)
(3)指導過程
過程
学習活動
教師の指導・支援
評価規準と評価方法・資料
導入
「この星に生まれて」を二部合唱する。


本時のめあてを確認する。
姿勢・口の形・声・顔の表情などの発声フォームを確認し、できている児童をほめて全体にも広がるようにする。
  はげまし色カード・・・オレンジ(口の開け方)
         水色(姿勢) ピンク(顔の表情)
Cの部分の表現の工夫を振り返り、手掛かりとした音楽を形づくっている要素について確認する。 
Bの部分の表現の工夫をして、聴き手に伝わるように表現をすることを確認する。
グループの友達と協力して、「この星に生まれて」のBの部分の表現を工夫しよう。
展開
「この星に生まれて」のBの部分の表現の工夫をする。
(1)Bの部分の旋律を歌う。
 
(2)Bの部分の表現の工夫
   について考える。
  手掛かりにさせたい〔共通事項〕
  (ア)強弱 旋律
(イ)音楽の縦と横の関係
   
   
  (3)表現の工夫を生かして
     歌うことができるようグ
   ループで練習する。
いくつかのグループの発表を聴き、交流をする。
   
   
表現の工夫を振り返る。
 

それぞれのパートの音程やリズム、ブレスやクレシェンドを確認する。
旋律や音楽の縦と横の関係についてBの部分の楽譜を見ながら確認する。
音楽を特徴付けている要素や仕組みを手掛かりに表現の工夫をし、友達と協力して、歌って試しながら表現を工夫することを確認する。
表現の工夫をするときや発言するときに使えるように、音楽を特徴付けている要素や音楽の仕組みを掲示しておく。
自分の表現の工夫を書いた付せんを、グループの拡大楽譜にはって説明させる。
友達と話し合いながら、グループの表現の工夫を決め、拡大楽譜に書き込むように助言する。
話し合いがうまくいっていないグループには、旋律や音楽の縦と横の関係についてなど、主な要素について気付くよう助言する。
グループ練習の中で、歌って試しながら表現の工夫をまとめていくことを告げる。
発表するグループは、音楽を形づくっている要素を手掛かりに表現を工夫したところが伝わるよう歌唱表現させる。
聴く側は、友達の発表の表現の工夫を見つけたり、自分たちの表現の工夫と比べたりしながら聴かせる。
音楽を特徴付けている要素や仕組みに気付いた児童をほめ、全体で共有する。
自分たちの表現の工夫と友達の表現の工夫を比べ、自分は、どう歌いたいのかをワークシートに記述するよう指示する。  

 

 

 


歌詞の内容、曲想を生かした表現を工夫し、どのように歌うかについて自分の考えや願い、意図をもっている 。 
(音楽表現の創意工夫)
【発言内容・ワークシート】

E

まとめ
表現の工夫を振り返り全体を通して「この星に生まれて」 を二部合唱する。
次時の学習について知る。
ワークシートに書いた表現の工夫を生かして、自分の思いや意図をもって歌うことを告げる。
次時の活動への意欲がもてるように、次時は全体で歌い録音することを告げる。



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最終更新日:2011-03-30