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  3学期の授業に役立つ授業プラン 

第3学年の実践

1 単元名 学習したことを生かして
※本単元は、第3学年の最終教材で、これまでの学習で身に付けたことを生かすために設定されたものです。理想的には児童自らが学習方法を決定し、表現していかなければならないのですが、本提案では、「読むこと」の授業として提案していますので、ご了承ください。
  主教材名 「モチモチの木」 斎藤 隆介 作
   出    典 『国語』 3年下 光村図書
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 【授業者の願い】
本単元では、児童が言葉を手掛かりに確かに読むことから想像を広げ豊かに読み深められるようになることを目指していく。そのためには、登場人物の心情をおさえることに偏らず、むしろそれを取り巻いている情景に目を向け想像しながら読み深めていかせることを心掛けていきたい。また、児童同士の意見交流の時間を毎時間取り入れ、読み深めるきっかけとしていきたい。
2 単元の目標
(1)言葉を手掛かりに、場面の様子や豆太の心の変容を想像豊かに読み取ることができる。
(2)叙述に基づいたり自分の経験と照らし合わせたりしながら感想を述べることができる。
3 単元の評価規準
観点 評価規準
ア 国語への 関心・
   意欲・態度
1 意欲的に意見交流をしている。
2 斎藤隆介の他の作品を進んで読もうとしている。
イ 話す・聞く能力 1 級友の意見を聞き、自分の経験と結び付けたり、自分の思いと比較したりしながら聞いて
  いる。
  【A話すこと・聞くこと(1)エ】
ウ 書く能力 1 叙述に基づいたり自分の経験と照らし合わせたりしながら感想を書いている。
  【B書くこと(1)ウ】
エ 読む能力 1 言葉を手掛かりに、場面の様子や豆太の変容を想像豊かに読み取っている。
  【C読むこと(1)ウ】
2 場面の様子や豆太の行動について、一人一人の感じ方に違いがあることに気付く。
  【C読むこと(1)オ】
4 単元の計画(全16時間)   略案とワークシート等の一括ダウンロードはこちらから → 一括ダウンロード
主な学習活動
指導目標
略案とワーク
@
読み聞かせを聞く。
挿し絵の並び替えをしながら、
おおまかなあらすじをつかむ。
心に残った場面を中心に感想を書き、話し合う。
初発の感想を交流させ、学習の課題を決めることができる。
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ワークシート
A
課題を解決するための学習について話し合い、計画表に書き込む。 課題を解決するための学習計画を話し合わせ、学習の見通しをもつことができるようにする。
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ワークシート
B
おくびょうな豆太の様子を読み取る。 夜の豆太の様子から人物像をとらえさせ、豆太に共感できるようにする。
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ワークシート
C


昼間と夜の豆太の様子の違いを読み取る。 昼と夜の豆太の様子の違いを、叙述を基にとらえさせる。
本時の実践例
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ワークシート
D
「霜月二十日のばん」のモチモチの木の様子を読み取る。

話を聞いた豆太の様子と腹痛で苦しむじさまの様子を読み取る。
霜月二十日のばんのモチモチの木や豆太の様子を読み取らせ、豆太はどんなことを思っていたのかを想像させる。
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ワークシート
E
豆太が医者様をよびにいく様子や気持ちを読み取る。 豆太が医者さまを必死に呼びに行く様子や気持ちを読み取らせる。
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ワークシート
F
豆太がモチモチの木を見ることができたわけを想像する。 豆太が灯のともったモチモチの木を見ることができた理由を、叙述を基に想像させる。
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ワークシート
G
じさまが、豆太のことをどう思っているのかを読み取る。 じさまの言葉を手掛かりに、やさしさと勇気について、じさまが豆太に伝えたかったことを想像させる。
  H
I
「モチモチの木」を再度読んで読書カードを書き、ミニ読書発表会をする。 「モチモチの木」のミニ読書発表会を通して、作者の作品に関心をもたせる。
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読書カード@
  J
K
L
M
N
O
斎藤隆介の他の作品を読んで、読書カードを書く。
「ソメコとオニ」
「かみなりむすめ」
「半月村」
「ひさの星」
「八郎」
「花さき山」
読書発表会をする。
斎藤隆介の他の作品を読んで読書発表会をさせることで、昔話に興味をもたせる。
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読書カードA

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最終更新日:2010-01-13