国語科授業の「あったらいいな!」を形にします。

 授業展開案5  単元名「描写に注意して読もう」 8/8時の本時案
本時の指導 
指導目標
  「走れメロス」意見交流会を通して、すぐれた描写や登場人物の心情について考えさせ、主題をとらえさせる。
本時の展開
過程
学習内容及び学習活動
教材・資料
指導上の留意点
評価規準と評価方法
◆Cの状況にある
生徒へ
の手立て



1 学習計画表を確認し、本時の目標を知る。

「走れメロス」意見交流会をして、主題をとらえよう。

学習計画表
○学習計画表を見て、授業の流れを確認させる。
 













2 自分の作品についての考えをまとめ、意見交流会の準備をする。







3 意見の交流をする。
 (1)作品を読み合う。
 (2)相手の作品について話し合う。
質問1 使ってある言葉や表現
     で分からなかったこと。
質問2 なぜ、こういう場面や台
     詞にしたのか。
質問3 「走れメロス」の表現の
     工夫を取り入れたのは
     どこか。そして、それは
     どんな工夫か。

4 グループで出た意見を全体で交流する。



5 「走れメロス」の主題について考える。
ワークシートF






















ワークシート F
○ワークシートFの質問1〜3について自分の考えをまとめるよう指示する。
○事前に、セリヌンティウスの立場で作品を書いているか、王の立場で書いているかを調べておき、同じ登場人物について書いている生徒で4、5人のグループを構成しておく。

○意見を交流させる際、ワークシートFの質問を話し合いの視点とする。











○王とセリヌンティウスの両方の立場の意見を知り、それらとメロスの心情を比較させることで作品の主題をとらえさせる。

○意見交流で出た意見を参考にして、「走れメロス」の主題とすぐれた描写について自分の考えをまとめさせる。











ウ−3 文章に表れているものの見方や考え方について自分の考えをもっている。
【作品の分析】
【発言の観察】
◆感想でよいので自分が気付いたことを発言するように促す。





ウ−2 登場人物の役割を基に、作品の主題をとらえている。
【ワークシートFの記述】
◆あらすじと空白部分の作品から分かる3人の心情に着目させる。



6 本時の振り返りをし、本単元で学んだことを再確認する。


7 自己評価をする。




学習計画表
○他の文学作品についても、描写に注目し、表現の特徴や工夫を手掛かりにして読む方法があることを知らせる。  
学習計画表は、単元を通して同じものを使用しています。また、同一番号のワークシートはすべて同じ内容です。

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最終更新日: 2010-03-10