過程 |
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導入 |
1 待ち合わせについてのアン
ケートの結果を知る。 |
○この結果を見て、どう思いますか。 |
・待ち合わせについてのアンケート結
果を提示することで、資料への導入
を図る。 (アンケート結果はこちら)
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展開 |
2 資料「三分間」(前半)を聞
き、前半の「私」の気持ちを
考える。 |
○いつでも3分ぐらい遅れていくこと
を、「私」はどう思っているのだろう。
・あまり気にしていない。 |
・待っている友達のことを考えず、待た
せていることに慣れている「私」に気
付かせる。
・補助発問「そんな『私』のことをどう思
うか」を問い掛けて、ねらいとする価
値を捉えさせる。 |
3 資料「三分間」(後半)を聞
き、後半の「私」の気持ちを
考える。
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○絵美ちゃんを待っているとき、
「私」はどんな気持ちだろう。
・腹が立っている。
・イライラしている。
・あせっている。
・待つのは当然。 |
・待っている時の「私」の気持ちと待た
せている時の気持ちを対比させ、気
持ちの変容に気付かせる。
・ただ、怒っているのではなく、相手の
立場に立って考え行動しようとする
「私」
にも気付かせる。 |
○「今日ぐらいは待たせるの悪いと
思って…」の…にはどんな言葉が
入るのだろう。
・少し早めに来たのに。
・今日は迷惑をかけないように、早く
来た。
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・…は言いたかったが言えなかったこ
とを確認させる。
・ワークシートに記入させた後、隣同
士で確認させる。 |
◎「私」が分かったような気がした、
絵美ちゃんが3分間遅れてきた理
由は何だったのだろう。
・「私」の時間に合わせてくれた。
・待っている人の気持ちを考えて欲
しい。
・絵美ちゃん自身もあまり長く待た
なくていいように。 |
・ワークシートに書かせてから、グルー
プで考えを交流させる。
・発表をさせ、考えを広める。
相手の立場にたって考えたことを、ワークシートに書いている。
●資料の最後の部分を読ませ、絵美ちゃんの行動が変わった理由に気付かせるように声掛けをする。 |
・「絵美ちゃん自身があまり長く待たな
くていいように」という考えには、補
助発問
「絵美ちゃんは少し待ってで
も、たっぷり時間がある方が安心す
る」ことを問い掛けて、ねらいとする
価値を捉えさせる。 |
終末 |
4 本時の感想を書く。
5 教師の話を聞く。 |
○「私」と絵美ちゃんのやりとりを学
習して、これからの自分の友達付き
合いで生かせることはどんなことだ
ろう。
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・発表をさせて、考えを共有させる。
・詩を紹介して、余韻を残して終わる。
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