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2 研究の実際 |
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(3) 授業実践 第1次 |
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1 主題名 |
「広い心」 内容項目2−(5) |
2 資料名 |
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「無人島SOS」 (参考文献 國分 康孝監修 「エンカウンターで学級が変わる」 図書文化社) |
「世界がもし100人の村だったら」 (出典 みんなで考える道徳 日本標準) |
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3 資料について |
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資料@「無人島SOS」は、無人島で生き残るために必要な品物を選んでいきます。それを基にした話合いを通して、考え方が人によってそれぞれ異なることに気付くことやそれぞれの違いを尊重することを考えるのに適した資料であると考えました。資料A「世界がもし100人の村だったら」は、メールを通して世界中に広がったメッセージを本にした「世界がもし100人の村だったら」「世界がもし100人の村だったらA」の一部を資料としたものです。世界を100人の村に例え、100という考えやすい数の中で、それぞれの違いを実感し、尊重しようとすることに適した資料であると考えます。 |
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4 本時のねらい |
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いろいろなものの見方や考え方に違いがあることに気付かせ、それぞれの違いを認めようとする態度を育てる。 |
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5 展開 (形成的な評価:  、●達成不十分な生徒への指導、◎中心発問、○主な発問) |
過程 |
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導 入 |
1 「無人島SOS」を資料 と し
た構成的グループエンカウン
ターを行う。 |
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・進め方やルールの説明の後、自分の
考えを友達に伝えることがねらいであ
ることを伝える。 |
展開 |
2 資料A「世界がもし100人
の村だったら」を読み、考える。
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○周りにいる村人とはどんな違い
がありますか。
・生まれた地域が違う。
・言語が違う。
・宗教が違う。 |
・補助発問「これが全員同じだったら、
どうなりますか」と問い掛けて、ねら
いとする価値を捉えさせる。 |
◎自分とは考えなどが違う人とうま
く付
き合っていくために、大切なこ
とは何でしょう。
・相手の気持ちを考える。
・相手の話をよく聞く。
・相手の話をしっかり聞いてから、
自分の思いや考えを言う。 |
・ワークシートAに書かせてから、グル
ープで話合いをさせる。
・ワークシートAに友達の考えを書かせ
る。
いろいろなものの見方や考え方に違
いがあることについて気付いたことをワ
ークシートに書いている。
●前半の構成的グループエンカウンタ
ーへの活動を思い出させて気付かせる。 |
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終末 |
3 本時の感想を書く。
4 教師の話を聞く。 |
○今日の学習を通して、これからの
生活に生かしたいことはどんなこと
ですか。
・相手のことを知って、互いに仲良く
つながり合うこと。
・友達と話すときは、自分ばかり喋ら
ずに相手の意見もしっかり聞くこと。
・相手が自分と違っても、相手のこと
を理解して、意見を聞く。
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・発表させ、考えを共有させる。
・詩を紹介して余韻を残す。
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6 評価の観点 |
いろいろなものの見方や考え方に違いがあることに気付き、それぞれの違いを認めようとする態度を育むことができ
たか。 |
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