生きて働く言語能力を育てる「国語科学習指導の具体策」を提案します!

 授業展開案2  単元名「文章の構成や論理の展開をとらえよう」 1/6時の本時案
本時の指導 
指導目標
  ・単元の学習の見通しをもたせる。
・文章の構成をとらえる。
本時の展開
過程
学習内容及び学習活動
教材・資料
指導上の留意点
評価規準と評価方法
◆Cの状況にある
生徒へ
の手立て



単元の学習目標を知り、 学習の見通しをもつ。

文章の構成をとらえよう。
学習計画・自己評価表

生徒用手引き@

(「学習計画を立てよう」)
A (「学習の振り返りをしよう」)









本単元の目標は、表現の特色に気付き、筆者の見方や考え方を理解すること、学んだことを生かして事実を正確に伝えることであることを確認する。
事前に取った「読む力」に関するアンケートの結果をグラフ化して提示し、各自が身に付けたい力について考えるよう促す。
学習計画表を用いて、本単元の学習活動の流れについて見通しをもたせる。
ア−1
 本単元の学習内容を知り、意欲的に取り組もうとしている。
【生徒の観察、学習計画表の記述】
◆以前配布した「生徒用手引き1・2」を参考にするように助言する。

































 「未来はひらく微生物」 を読む。



(1)各自で黙読する。 




(2)指名された生徒が順に
   音読する。




文章の構成をとらえる。
全文ワークシート














生徒用手引きD(構成)























読む前に題名に着目させ、「微生物が未来をひらく」とはどういうことかを読みの一つの視点として押さえさせる。

黙読する際に、新出漢字や読めない漢字、注意する語句については線を引いて一斉読みの際に確認できるように指示する。
微生物というキーワードと接続詞、微生物の例が述べられているところに線を引きながら読むよう指示する。


「ちょっと立ち止まって」や「クジラたちの声」で学習した「序論・本論・結論」という文章構成を押さえた上で、全体を大きく3つのまとまりに分けるように指示する。

活動が進まない生徒には、以前配布した「生徒用手引き(構成)」を参考にさせる。










ウ−1
  指示語や接続語及びこれらと同じような働きをもつ語句に注意して読んでいる。
【生徒の観察、全文ワークシートの記述】

イ−4 
  教材文の構成をとらえることができている。
【ワークシートの記述】
◆序論・本論・結論とはどういうものかを想起させる。





本時の振り返りをし、自己評価をする。

次時の見通しをもつ。
 
学習計画・自己評価表





本時の学習内容を振り返らせ、自己評価表に記入させる。

次時は、序論と結論部分を読み取ることを告げる。

 
学習計画表は、単元を通して同じものを使用しています。また、同一番号のワークシートはすべて同じ内容です。